指紋センサーは古くからスマホに搭載され、iPhoneシリーズにも当たり前のように搭載されています。
しかしながら、どちらかというと高価格帯のスマホにしか搭載されないものでした。
7月中旬に発売が予定されている ZTE BLADE V7 Lite は21,800円という価格ながら指紋センサーを搭載しています。
スペックとしてはローエンドよりのミドルクラス
ZTE BLADE V7 Lite は5インチ 1280×720ピクセルのディスプレイを搭載したスマートフォンです。
主なスペックは以下のようになっています。
CPU | 4コア@1GHz (MediaTek MT6735P) |
ディスプレイ | 5インチ@1280×720ピクセル |
RAM/ROM | 2GB/16GB |
バッテリー | 2,500mAh |
カメラ | 800万画素/800万画素 |
OS | Android 6.0 Marshmallow |
指紋センサー | あり |
サイズ | 70.2 x 143.8 x 7.9mm |
重さ | 135g |
スペック自体は、指紋センサーとOSをのぞくと、ローエンドよりのミドルクラスです。1万円前半台が妥当なスペックです。
指紋センサーとAndroid 6.0 Marshmallowが魅力
しかしながら、指紋センサーおよびOSが他との差別化を生んでいます。
OSはAndroid 6.0 Marshmallowです。Marshmallowでは指紋センサーをOSとして標準サポートしています。これまで指紋センサーを搭載するには、ハードウェアとしてのセンサーだけでなく、指紋認証するためのソフトウェアが必要でした。このため、この技術のない会社には容易に搭載できませんでした。
それが、OS自身が指紋認証をサポートすることにより、参入障壁が一気に下がったものと思われます。その結果としての21,800円という価格なのでしょうね。
指紋センサーとMarshmallowが安くほしければ良い選択、そうでなければ考えたほうがいいかも?
前述のとおり、指紋センサーとOS以外は最近にしてはかなりロースペックよりとなっています。
どうしても指紋センサーとAndroid 6.0 Marshmallowが使いたい!という方には非常に良い選択しかと思います。
しかしながら、指紋センサーがついているのに安い!と飛びついてしまうと、他のスペックの低さにがっかりするかもしれません。
スマートフォンも多様性の時代であり、スペックは低くてもいいからロック解除を簡単にしたい!という人にとってありがたいスマホが出たというのはともかくもいいことです。
コメント