アップルのiPadは、大型のiPad Proで話題作りができたとはいえ、依然として厳しい状況が続いています。
2017年はこの状況を打破すべく新しいモデル構成となるそうです。
新たに10インチクラスのモデルが登場するとか。
iPad ProとiPadの中間サイズのハイエンドモデルが登場
9to5 Macによると、2017年のiPadは3つのモデルで登場するそうです。
具体的には、
- 12.9インチディスプレイのモデル(iPad Proの第2世代)
- 10~10.5インチディスプレイのモデル(NEW)
- 9.7インチディスプレイのモデル(従来のiPadのサイズ)
となるそうです。
このうち、12.9インチと10インチのモデルにはA10Xチップが搭載され、ハイエンドモデルとなるそうです。
一方、9.7インチモデルはA9チップを搭載した比較的廉価なモデルとなるとか。
苦境が続くiPadは底を打った?
iPadが売れない状況は相変わらず続いており、2016年は何と前年に比べてiPadの出荷台数が20%も落ち込んだそうです。
2017年も出荷台数の減少は続くものの、約10%にまで減少率が縮小すると予想されているそうです。
このうち、新しい9.7インチモデルが50~60%を占めると予想されているとか。
間に挟まれて行き場を失う純タブレットデバイス
スマホのディスプレイサイズの大型化と、パソコンの低価格化に挟まれ、純粋なタブレットデバイスは行き場を失っています。
それでもアップルがiPadを続けるのは、iOSのエコシステムを維持するためなのでしょうが、こうも売れないとなかなか苦しいものがあります。
10インチ級のモデルの追加がこの事態の打破につながるとは思えず、何かiPhoneに加えてiPadを持つことの「意味」を作り出さないといけないのかもしれません。
追記:iPad Proと同時に新しいApple Pencil 2がリリースされるといううわさが出てきました
Apple Pencil 2 が2017年の新しいiPad Proとともにデビュー?
2017年には新しいiPadシリーズが登場し、その中にはiPad Proも含まれているといわれています。 iPad Proの特徴であるApple Pencilのニューバージョン、Apple Pencil 2も同時にリリースされるといううわさ...
追記:どうも新しいiPadは今年後半の登場になるようです
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