内蔵キーボードが象徴的なBlackBerryですが、最近は自社製のOSをやめてAndroidに移行したり、ハードウェアの開発をやめるといううわさもあったりと下降気味です。
そんなBlackBerryからローエンドの安いスマートフォンが発売されるといううわさが出てきました。
これまではどちらかというとハイエンドで高価格帯のデバイスばかりでしたので面白そうです。
ローエンドスペックのスマホ “BBC100-1”
Pocket-lintによると、このBlackBerryのスマホは “BBC100-1” というコードネームで呼ばれているそうです。
スペックを見ると確かにローエンドのスマホとなっています:
CPU | Snapdragon 425(4コア@1.4GHz) |
RAM/ROM | 4GB/32GB |
ディスプレイ | 5.5インチ@1280 x 720 ピクセル |
バッテリー | 3,000 mAh |
カメラ | 1,300万画素/800万画素 |
その他 | デュアルSIMサポート |
最近ではローエンドのスマホでも8コア搭載のものが出てきていますので、4コアというのはかなりのローエンドです。
インドネシアで発売、新興国向け?
このBBC100-1はBlackBerryのジョイントベンチャーで開発されているとか。そして、このジョイントベンチャーはインドネシアの大手携帯電話会社であるTelkomselが出資しているようです。
ということは、まずはインドネシアの市場を狙った製品になっているのかもしれません。
もちろん、BlackBerryが誇る安全性の高いソフトウェアも使用可能だとか。
インドネシアだけでなく各国で発売してほしい
この新しいスマホがインドネシアや新興国のみで発売されるのか、グローバルに発売されるのかはわかっていません。
しかしながら、スペックを見る限りはかなりお手頃価格のスマートフォンになりそうな感じがします。
BlackBerryはセキュリティ性の高いソフトウェアが魅力です。
その意味でビジネス向けに最適ともいえるのですが、必ずしもビジネス向けがハイエンドのスペックを要求しているとは限りません。
こういったローエンドのスペックのスマホもあってもいいと思うのですが。
このスマホの詳細は2月末に開催されるMWC2017で明らかになるかもしれません。
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