コンパクトながら音質が良く気に入っていたパイオニアのSX-S30ですが、2018年10月のアップデートでAmazon Musicに対応しさらに愛用していました。しかしながら、このAmazon Musicがらみのエラーが多発しとうとう我慢の限界に。。。ついに修理に出してみました。
便利機能満載で音質もいいSX-S30
SX-S30は珍しくHDMI入出力を持った2.1chアンプです。
AVアンプはHDMI入出力を持っているのが当たり前ですが、サラウンドを使わない人にはアンプが無駄についています。一方、ステレオアンプはHDMIを持っていないのが普通です。この場合、テレビの音声を良い音で聴きたい場合には光出力をつなぐしかありません。
SX-S30の場合はこれらの中間なのでテレビを良い音で聴きつつオーディオ用としても使えるという製品です。さらに、”.1ch”のサブウーファーが、AVアンプ譲りのフェーズマッチング機能で位相やクロスオーバーを自動設定する機能のおかげで、オーディオ用途で手軽に使えます。
細かいところで気になるところはありますが、全体的にはかなり満足度の高い製品です。レビューについては以下のリンクを参照ください:
待望のAmazon Music対応アップデート!だったけど。。。
そんなSX-S30ですが、発売後2年たってもアップデートをしてくれ、2018年10月にAmazon Musicに対応しました。
これにより、SX-S30から直接Prime MusicやAmazon Music Unlimitedを再生できます。
思っていた以上に快適な直接再生
スマホからBluetoothやAir Play、Chromecast、DTS Play-Fiで再生することもできるのですが、どれもスマホとの接続が必須でバッテリーを消費します。また、スマホでアプリを落とすと再生が止まってしまいます。
SX-S30からの直接再生であればスマホ側のバッテリーは消費しませんし、アプリを落としてもSX-S30が勝手に再生を継続してくれます。
Amazon Musicを再生するPioneer Remote Appの閲覧性がよくないという難点はありますが、それを上回る快適さでした。
再生時にエラーが発生
しかしながら、SX-S30でAmazon Musicを再生すると時折、
- “Playback Error Cannot Play”というメッセージとともに 再生が止まる
- 強制的に再起動がかかり “Initializing…”というようなメッセージが出る
という現象が起きます。Pioneer Remote App上は以下のようなメッセージです:
HDMI出力からは以下のようなメッセージが出ています:
いろいろ試してみましたが原因がわからず、サポートセンターに問い合わせてみました。しかしながら、そのような現象はこれまでに報告されていないとのことで、修理点検に出すことをお勧めされました。
画面できなくなり修理点検へ
このエラーの困ったところは、現象がランダムに起きるという点です。
気持ちよく音楽を聴いていたら突然音楽が止まって興ざめになったり、来るか来るか?と思っていたら来なかったり。。。
なんとなく、トラック数の多いアルバム(==一曲の長さが短い曲が多いアルバム)を再生するとエラーが頻発する気がするのですが。。。
せっかくのリラックスタイムが台無しになるのでしょうがなく修理点検に出すことにし巻いた。
メールだけで完結する簡単な修理申し込み
修理に出すには電話でややこしい現象をいろいろ説明しないといけないのかなと思っていましたが、さすがに最近はすべてメールだけで修理の申し込みが完結できました。
まず、こちらのページからメールフォームで修理を申し込みます。
するとパイオニアから返信が来て引き取りの日時等の調整がなされ、あとは運送業者に製品を渡して終わりです。
私の場合、保証期間内だったので送料も修理点検費も無料でした。
修理点検には最悪2週間以上かかるらしい。。。
修理点検に要する期間ですが、最悪2週間以上かかるケースもあるとのことです。
電源が入らないとかそういうわかりやすいものだと簡単なのですが、環境に依存して起こる現象だとどうしても長くかかるのでしょうね。
私の送った実機が簡単にエラーを起こすことを祈るばかりです。。。
点検結果を待っている状態、早く連絡がこないものか
そんなわけで、しばらくオーディオ環境無しで過ごすことになってしまいました。
早く点検結果の連絡が来ることを祈るばかりです。
そして、願わくば修理あるいは交換されて問題ないものがかえってくるといいのですが。。。
追記: 帰ってきました、が、解決せず。。。
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