肩こりの改善にはキーボードの打ち方改善が効果的です。鍵盤(キーボード)を大量に打つピアニストに学びましょう。記事はこちら。

サブウーファーとアンプの電源を連動するには?

ヤマハのサブウーファー NS-SW500のバスレフポート オーディオ

ヤマハのサブウーファー NS-SW500を買ったのですが、オートスタンバイがうまく動かず困っています。これに頼らずアンプの電源とサブウーファーの電源を連動する方法を考えてみました。

サブウーファーのオートスタンバイが使い物にならない

私が購入したNS-SW500にはオートスタンバイという機能が搭載されています。

これは、音楽再生の入力があると自動的に電源がオンになり、なくなってしばらくたつと自動的に電源が切れるという機能です。

一件便利そうな機能なのですが、「音楽再生の入力がある」の判定がシビアで使いづらいです。特にクラシックなどの音量が大きく変わるようなものでは、途中でサブウーファーがオフになった後、一気に音量がある場面でサブウーファーの復帰が遅れて残念なことになります。

また、明らかにサブウーファーから音が鳴っているのに電源が切れるなど、いまいち使い勝手がよくありません。

NS-SW500についてはこちらの記事を参照ください。

大口径のサブウーファーに買い替える価値はあるのか?- PM-SUBmini2からの買い替え検討編
我が家ではこれまでFostexのPM-SUBmini2をオーディオ用に使用して満足してきました。でも、だんだんと本当の低音が出ないところに不満も覚えてきました。大口径のサブウーファーに変えたらどうなるのか興味があり買い替えてみました。 13...

何とかしてアンプとサブウーファーの電源を連動したい

この状態は非常に不便なので、何とかして電源を連動させたいと思います。

特に、私が使っているアンプはSX-S30という電源のオン/オフを含めたほぼすべての動作がスマホで完結するものなので、サブウーファーだけ手動で電源をいれるというのも。。。

そこで、いくつかの案を考えました。

システム接続端子/TRIGGER OUT端子を使う

NS-SW500にはシステム接続端子と呼ばれる端子が用意されています。

この端子をヤマハ製のアンプ/AVアンプのシステム接続端子/TRIGGER OUT端子と接続すると、それらの電源と連動してサブウーファーの電源が制御されます

しかしながら、当然この機能を使うにはヤマハ製のアンプ/AVアンプを使う必要があります。しかも、どうやら安いものには搭載されていないようです。。。

サブウーファーとの連動のためだけに買い替えるのもなぁ、ということで没になりました。

無理やり使うこともできそう?

このシステム接続端子、たいそうな名前がついていますが、要は電源ONの時に12Vの電圧がかかり、OFFの時に電圧がかからないだけのしろもののようです。

したがって、USB端子がある機器であれば、

  • USB to 12V 変換アダプタ
  • モノラルミニジャックへの変換アダプタ

があればUSBからシステム接続端子につなげることで実現できそうな気がします。

実は必要な機器までは探してみました:

これだけだと安そうなのですが、これにセンタープラス/マイナス変換まで必要になると、後述するUSB端子連動電源タップから少し安くなる程度になってしまい。。。

サブウーファーの保証もなくなるでしょうから、どうしても安く済ませたい人以外はお勧めできないかもしれません。

電源連動タップを使う

世の中には電源連動タップというものがあり、ある口につけた機器の電源が入ると、連動対応の口につけた機器の電源が入ります

この電源連動タップ、元々はパソコン用のもので、ディスプレイや外付けHDD等をパソコンと連動して電源制御するために売られているようです。

割と使い勝手が良さそうなのですが、意外と製品数は少なく、サンワサプライ製しかみつかりません。この手のものでありそうな中国製もみつかりません。

大きく分けて2つのタイプがあります。

接続した電源コネクタに直接連動するもの

1つ目は接続した電源コネクタに直接連動するものです。

たとえばこの製品です:

サンワサプライ パソコン連動タップ 8個口 3P-2P変換アダプタ付 TAP-RE2MN
サンワサプライ(Sanwa Supply)
ICを内蔵しているのでパソコンが変わっても、感度設定を行うことにより快適にご使用になれます。

接続はシンプルなのですが、連動する親の機器の消費電力によってはうまく動作しないことがあるようです。たとえば、ノートパソコンについては消費電力が低すぎて推奨されていないようです。

レビューを見る限り、AVアンプとサブウーファーはうまくいっているようですが。。。

USB端子に連動するもの

もう1つは直接連動できないノートパソコンのために別途USB端子を設け、このUSB端子が通電したら電源を連動するというものです。

これならUSB端子さえあれば連動できるので、連動する親機器の消費電力に依存しません

しかしながら、接続しなくてはいけないケーブルが増えるのが難点です。特に、USB端子が前面にしかないようなアンプの場合は見苦しいかもしれません。

どちらのタイプも電源タップにしては少しお高めなのもいまいちなところではあります。

スマートプラグ/スマートタップを使う

最近はやりのIoT製品であるスマートプラグやスマートタップを使うという案です。たとえばこのような製品です:

スマートプラグを使えば、スマホアプリあるいはスマートスピーカーがあれば音声で機器のON/OFFができます。完全な連動ではないですが、これでもサブウーファーのところまで行って手で電源を入れるよりは楽です。

さらに、IFTTT(イフト)と呼ばれる機能に対応している場合、複数のスマートプラグにアンプとサブウーファーをそれぞれ接続することでそれらの電源を同時に入れることが可能です。ただし、たとえばアンプを付属の赤外線リモコンでオンにした場合にそれが検出されてサブウーファーの電源が入るかまでは調べてみましたがよくわかりません。。。

スマートプラグは消費電力が測定できるようなものがあり、面白そうではあります。

ちなみに、1つのスマートプラグに2口あるものや、4口+USBのものもあります:

これらが電源連動に対応しているといいのですが、説明からは読み取れませんでした。

(追記):スマートプラグであれば電源連動できそうです

2口またはそれ以上のIFTTT対応スマートプラグを試してみたい

ここまで調べて、やはり一番安心感のあるのは電源連動対応タップだと思いました。やはり専用機器に勝るものはありません。

一方、スマートプラグは完全にやりたいことができるかはわかりませんが、消費電力測定やスマートスピーカーとの連携など、面白いとは感じました。

せっかくなのでスマートプラグに挑戦したいと思います。試した結果はまた記事にしたいと思います。

追記:スマートプラグでうまくいきました

スマートプラグで電源連動 アンプとサブウーファーを連動させてみた
2つの異なる機器の電源を同時につけたり消したりしたい場面はよくあります。しかしながら、電源連動タップは高かったり、不必要に大きかったりします。実は最近はやりのスマートプラグで簡単に電源を連動させられます。アンプとサブウーファーで試してみまし...

コメント

  1. BO より:

    こんにちは、こちらの記事を参考にこんな記事を書きました。
    http://diesaliquanti.blog.fc2.com/blog-entry-965.html

    • はりー はりー より:

      BO様

      コメントありがとうございます。
      しっかりと解析されているうえに電子工作で接続用の部品まで作られるとはすごいです。

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