大口径のサブウーファーに買い替える価値はあるのか?- PM-SUBmini2からの買い替え検討編

ヤマハのサブウーファー NS-SW500の中身 音楽

我が家ではこれまでFostexのPM-SUBmini2をオーディオ用に使用して満足してきました。でも、だんだんと本当の低音が出ないところに不満も覚えてきました。大口径のサブウーファーに変えたらどうなるのか興味があり買い替えてみました。

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13cmの小口径サブウーファー PM-SUBmini2

これまで使っていたのはFostexのPM-SUBmini2でしたが、13㎝というサブウーファーにしては異例の小口径が特徴です。

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普通のサブウーファーは大体20㎝以上はあり、海外製品だと30㎝以上というものもざらにあります。これは、ブックシェルフスピーカーやトールボーイスピーカーのウーファーが16㎝とかあるのでそれ以上じゃないと意味がないからなのでしょう。

これに対してPM-SUBmini2は13㎝。Fostexとしては同社のPM0.3, PA-3, PM0.1という10㎝にも満たないスピーカーと組み合わせを想定しているためこの大きさでもいいのでしょう。

私もFostexのFE88-solという8.5cmフルレンジスピーカーと組み合わせているため、バランスとしては良かったかと思います。

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レスポンスは良いけど低音に音程を感じない

このFE88-solとPM-SUBmini2という組み合わせは、小口径フルレンジスピーカーの定位の良さをサブウーファーの低音で下支えするという自分でもなかなかいい組み合わせになったと思っていました。

でも、時々不満を覚えることも。。。小口径サブウーファーでしかも密閉型なのでレスポンスは良いのですが、低音の音程を感じないことがあります

たとえば、パイプオルガンの低音やバスドラムなど、鳴り始めのアタック音は聞こえますが、そのあとの響きが聞こえません。また、アタック音も重い音ではなく、「トントン」という感じの軽い音です。おそらく、倍音は出ているけど基音が鳴らせないのでしょう。

低い音がどこまで鳴らせるかはウーファーユニットの大きさとエンクロージャーの大きさ及び構造に依存するといわれています。PM-SUBmini2の場合、ユニットが13cmと小型の上にエンクロージャーの構造が密閉式と悪い条件しかそろっていません。このため、公式スペックでも周波数特性は40Hz~となっています。

そうだ、大口径サブウーファーを試してみよう

というわけで、より低音の響きを増やしたいなぁという欲求が生まれ、大口径のサブウーファーを試したという気持ちが高まりました。

選んだ条件は以下です:

スピーカーユニットのサイズは20㎝もしくは25cm

スピーカーユニットは出せる低音にもろに影響するのでここは20㎝か25㎝でいきたいです。

30㎝以上も世の中には存在しているようですが、日本では車用が多いようです。まあ、置き場所も必要なのでしょうがないですね。。。

オーディオに使うことを想定している

私のサブウーファーの用途は、邪道でしょうが、オーディオです。ピュアオーディオとは口が裂けても言えませんが、音楽を再生することを想定しているサブウーファーが望ましいです。

一般には密閉型の方がバスレフよりも音楽用途には向いているといわれています。しかしながら、バスレフでも音楽向けをうたっている製品もあるようです。

オートスタンバイ機能がついている

最近売られているサブウーファーは一般的にアンプが内蔵されたアクティブ方式です。ということは、メインのアンプのほかにサブウーファーの電源も入れる必要があります。

PM-SUBmini2には音の入力を検知して電源をON/OFFする機能があり、便利でした。

せっかくアンプの方はスマホアプリで全部済ませようとしているので、できればこれに連動してほしいです。

購入するサブウーファー候補と選んだ/選ばなかった理由

このような条件で探したところ以下のような製品が出てきました。それぞれについて選ばなかった理由と選んだ理由を書きたいと思います。

Fostex PM-SUB8

現在使っているPM-SUBmini2の上位モデルにあたるPM-SUB8です。20㎝ユニットの密閉型です。

同じメーカーかつ同じシリーズなので音的には安心感があります

また、20cmのスピーカーユニットを搭載している割に小さくて軽いです。重量は8㎏ほどしかありません。同社の20cmサブウーファーであるCW200Dが約13㎏あるのに比べてかなり軽いです。

お値段も3万円台とリーズナブル

一方、小さくて軽い分スペックとしては抑えめになっています。CW200Dが20Hzから再生可能に対して30Hzです。

また、オートスタンバイ機能はありません。下位モデルにはあるのになぜ?と思いますが。。。

オートスタンバイ機能はありました。

Fostex CW200D/CW250D

次がFostexのサブウーファーの上位モデルであるCW200DおよびCW250Dです。前者が20cm、後者が25cmユニットを搭載し、どちらも密閉型となっています。

これらのサブウーファーの特徴は何といっても「音楽再生専用」を名乗っているところです。普通のサブウーファーは映画等を見るための用途を想定しています。映画等で求められる迫力と、音楽再生で求められる音質は別のもののため、音楽再生専用を名乗っているのは安心感があります。

ただ、そういうニッチなところを狙ったために数が出ないせいか、他社製品に比べて高いです。予算が許せばいい選択肢かもしれません。

ちなみに、前世代のCW200B/CW250Bという製品もあり、これらの方が安く手に入るようです:

Sony SA-CS9

ソニーの25cmユニット搭載サブウーファー SA-CS9 です。

この製品は何といっても25cmユニットを搭載しながらにして安いです。1万円台で買えます。

ただ、再生周波数は28Hzからと25㎝ユニットの割には控えめです。また、オートスタンバイ機能もありません

こちらもオートスタンバイ機能はありました。

ただ、自作オーディオ環境にこのサブウーファーを合わせている人もいるので全然ダメということはないと思います。

TEAC SW-P300

ティアックの20cmユニット搭載密閉型サブウーファー SW-P300 です。

このサブウーファーも珍しく音楽再生向けに開発されたサブウーファーです。ハイレゾにも最適といっています。

一方、再生周波数は40Hzからとかなり控えめ。スペック上は13cmのPM-SUBmini2と同等です。レスポンスを最優先にしたのでしょうか。

実は以前私はこのサブウーファーを使っていました。

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その時も低音ができらないなぁとは思っていました。レスポンスはかなり良いのでそっちを重視する人にはお勧めです。

YAMAHA NS-SW500/SW700

ヤマハのサブウーファー NS-SW500とNS-SW700です。どちらも25cmユニット搭載のバスレフ式です。

どちらも音楽再生を想定して開発されているところが特徴です。特にNS-SW500は「ピュアオーディオ再生に最適」とまで言っています。

方式はバスレフ式なのですが、ヤマハ独自のA-YST II方式のためレスポンスも良いようです。

SW700とSW500の違いは、SW700がスピーカーユニットが下向き、SW500が前向きです。SW700は下向きに出した音を拡散板で4方向に出すQD-BASSという方式となっています。一方、SW500は前向きなのでピュアオーディオに最適といっています。

お値段はSW500が3万円台、SW700が4万円台のようです。

どちらもオートスタンバイ機能搭載です。

番外編: 自作スピーカー

他にサブウーファーを自作するという手もあります。自作なら好きな大きさのユニットを使い、オートスタンバイ搭載のアンプを使えばいいです。

しかしながら、どうにも情報がない。海外では割と一般的なようですが、日本ではやる人が少ないせいか情報も店も少なく、難しそうです。

また、共振や定在波の問題もあり、エンクロージャーの設計も普通のスピーカーよりも難しそう。。。というわけで断念しました。

ピュアオーディオに最適、に惹かれてYAMAHA NS-SW500を購入

そんなわけで、最終的にはヤマハのNS-SW500を買いました。

買い替えてからいろいろな音楽を聴いていますが、やはり低音が安定すると音楽を聴くのが楽しくなる気がします。

レビューはこちらの記事で行っていますので、よろしければご覧ください:

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コメント

  1. たくや より:

    御無理を承知でお伺いしますが、SW-P300をお譲り頂くことは出来ますか?

    • はりー より:

      >たくやさん:

      すみません、さすがにサブウーファーを何台も持っておけないので処分済みですm(__)m

  2. 名無し より:

    1ヶ月以上前の記事にコメントするのもアレなんですが、PM-SUB8もSA-CS9もオートスタンバイ機能はついてますよ。

    • はりー より:

      ご指摘ありがとうございます。確かにありましたので訂正しました。なぜないと思ったのだろう。。。

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