ディスプレイ付きのスマートスピーカーであるEcho Spotをわくわくしながら予約したのですが、その後発表されたニュースにショックを受けてキャンセルしました。
それがFireタブレットのShow Mode。タブレットをディスプレイ付きスマートスピーカーとして使える機能です。
常時使えるから価値がある、と思っていたEcho Spot
そもそもスマートスピーカーの機能はスマホからでも使えます。
GoogleアシスタントにしてもAlexa(アレクサ)にしてもスマホアプリから使用可能です。
それでもEcho Spotが良いな、と思ったのはいちいちスリープを解除したりロックを解除しなくても即使えるという点でした。
さすがにスマホを常時ONにするのはバッテリーの消費的に問題があります。
その点、Echo Spotならディスプレイもついてるしつけっぱなしにできるしでいいなと思ったわけです。
Echo SpotのメリットをほぼすべてカバーするShow Mode
それが、FireタブレットのShow Mode機能の発表で覆されました。
この機能はFireタブレットを常時Alexa待ち受け可能にする機能です。専用のドックも用意され、ドックにつけるとディスプレイ付きスマートスピーカー、外すとタブレットとして使用ができます。
Echo Spotはスマートスピーカーとしてしか使用ができない上にディスプレイも小さく、完全に負けてます。
さすがに大きさの点ではEcho Spotの方が小さいでしょうが、Fire HD8くらいであればそれほど大きさは問題にならないのではないかと。
価格的にも、Fire HD 8が9,000円ほど、ドックが日本未発売ですが4,000円ほどなので、合計してもEcho Spotより安いです。
スピーカーはEcho Spotの方がいいかもしれませんが、そもそも音楽をちゃんと聴くのにはどちらも音質的にだめです。
ショックでEcho Spotはキャンセル
このニュースが日本でのEcho Spotの発売前に出たのは正直言ってAmazonの失敗だったと思います。ディスプレイがついていることが存在価値だったのに、Show ModeがあればEcho Spotである必要はまったくありません。
Show Mode自体は実は日本ではまだ使えません。また、Show Mode Dockと呼ばれるドックも未発売です。しかしながら、いずれ発売されるのは確かでしょうから、日本のユーザーからすると今Echo Spotを買う必要はないのでは?という気分になります。
私もその一人で、このニュースを見て一気に興奮から覚めてEcho Spotをキャンセルしてしまいました。一緒にセットで使おうとしていたスマートリモコンであるLS miniもキャンセルしてしまいました。
米国での戦いを有利に進めるためにShow Modeは必要なのでしょうが、あちらではディスプレイ付きのスマートスピーカーはすでに発売されていて、Echo Spotだけでなく複数種類存在しています。日本でももう少しEcho Spotは早く発売した方がよかったのでは?と思います。
そんなわけで、私はShow Mode待ちに入りたいと思います。そのころにはFireタブレットも新しいのが出るかもなのでFireタブレットも買わずにひたすら待ちです。
逆に、こうやって待ちには入れるということはスマートスピーカーの存在価値というのはスマホに比べればまだまだなんだなぁ、とも思います。
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