スマホにはイヤホンジャックが搭載されていますが、やはりUSB-DAC経由の方がいい音で音楽を再生できます。
最近購入したHuawei Mate9でも利用可能かどうか試してみました。
マランツ HD-AMP1との接続を確認、192kHzのハイレゾで出力
まずはマランツのHD-AMP1との接続を確認してみました。
Mate9にUSB機器を接続するにはOTGケーブルが必要です。さらに、USB-Cとmicro USBの変換アダプタも必要です。変換アダプタはMate9についていたものをそのまま利用しました。
Huawei Mate9からUSB-DAC経由でまったく問題なく音楽再生できました。しかも、HD-AMP1のステータスを見ると192kHzでの接続となっています。元の音楽ファイルはAACなのでハイレゾ音源にアップコンバートが行われているようです。
ASUSのZenFone Selfieで試したときも同様だったので、Android 6.0 Marshmallow以降はこういう仕様なのかもしれません。
USB接続に様々なオプションが存在
面白いのが、Mate9にUSB機器を接続した際の通知です。
「給電中」というのはおそらくMate9がホストとなって接続してますよ、ということなのでしょう。
このオプションを開くとこのような項目が選べます。MIDIなんかも接続できるのですね。どうやらAndroid 6.0 MarshmallowからMIDIを制御できるAPIが追加されたとか。
「給電」ということは電源供給もできてる?
USBホストとして接続時に「給電」しているということは、もしかしてUSBで充電する機器が充電できたりする?ということで試してみました。
我が家のもう1つのUSB-DAC搭載機器であるヘッドホンのSonyのMDR-1ADACです。
USB-DACとヘッドホンアンプおよび内蔵バッテリーを搭載し、USBに直接つなげて音楽再生できる機器です。
Mate9と接続したところ、まったく問題なく音楽再生できました。
このMDR-1ADCはUSBケーブルで内蔵バッテリーを充電します。電源を切った状態で給電可能なUSBケーブル(および給電元)を接続すると赤ランプが光って充電状態となりますが。。。
見事に充電されました!!(見づらくて済みませんが、”POWER”ボタンの上あたりです)
どうやらそれなりに高い給電機能を持っているようです。このことはまた別途検証したいと思います。
問題なくUSB-DACに接続可能、高音質で音楽を楽しめる
というわけで、Huawei Mate9には問題なくUSB-DACを接続できることがわかりました。
高音質を売りにしているAXON7とMate9で迷ったのですが、USB-DACが接続できるならMate9で問題なかったですね。
快適な音楽生活が過ごせそうです。
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