まだ登場は半年以上先といわれているiPhone7ですが、噂だけは次々と出てきます。
今回のうわさは通信速度についてです。
iPhone7は最高1Gpbsの高速通信が実現されるそうです。しかも、バッテリー寿命にはむしろプラスに働くとか。
Snapdragon X16 LTE モデムで1Gbpsを実現
Pocket-lintによると、次世代のiPhone(iPhone 7?)ではQualcomm製のSnapdragon X16 LTEモデムという製品が搭載されるそうです。
このLTEモデムの最高通信速度はなんと1Gbpsに達するとか。
有線の光ファイバーでも高速な部類に入る通信速度を無線で実現するとはすごいですね。
しかも、既存のネットワーク設備を大幅に変更することなくこの通信速度が実現できるそうです。
この1Gbpsのネットワークはアメリカ、韓国、インドで実現されており、イギリスももうすぐ追いつくとか。
日本でも2013年にドコモが1Gbpsでの通信実験に成功しており、遠くない未来に実現される通信速度かもしれません。
高速通信を行いながらも低消費電力に
高速な通信を行うと聞くとバッテリー寿命が気になるところです。
Qualcommによると、このSnapdragon X16 LTEモデムを使うことでむしろバッテリーの持ち時間は長くなるそうです。
理由は2つあるそうです:
- 信号処理を高効率にしている
- 通信速度が速くなることでスマートフォンが接続しながら待っている時間が短くなり、スタンバイ時間が長くなる
確かに、2番目の理由はいわれてみるとその通りですね。ただ、実効速度が速くならないことには必ずしもそうとは言えないかもしれませんが。。。
高速な通信速度を何に使うのか?
最高1Gbpsもの高速通信を得たところで、それを何に使うかが重要です。
大容量ファイルへの高速なアクセス、高画質な動画再生などは考えられる候補ですが、必ずしも万人が必要としているものではないかもしれません。
そもそも、格安SIMの台頭とともに多くの人が必要としている通信量はそれほど多くないということが分かってきています。これは、スマートフォンを使っているユーザーがそれほど大容量なファイルや高画質な動画を必要としていないといえるかと思います。
スマートフォンが性能によってハイエンド、ミドルレンジ、ローエンドと分かれてきたように、通信速度によってもスマートフォンのクラス分けがされる時代になるのかもしれませんね。
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