ついにVAIOから登場が予告されていたスマートフォンが発表されました。
VAIO Phone Bizと呼ばれるこのスマートフォンはビジネス向けに最適な機能を搭載しているそうです。
5.5インチディスプレイとSnapdragon 617搭載のスマートフォン
VAIO Phone Bizは5.5インチディスプレイとSnapdragon 617を搭載したミドルハイエンドクラスのスマートフォンです。
以前のVAIO Phoneはスペックの割に高価で不評でした。
今回はスペックにもこだわってきたようです。
CPU | Qualcomm Snapdragon 617(4コア@1.5GHz + 4コア@1.2GHz |
ディスプレイ | 5.5インチ Full HD(1920×1080) |
RAM/ROM | 3GB/16GB |
LTE対応バンド | 1,3,8,19,21 |
3G対応バンド | 1,6,8,11,19 |
Wi-Fi | IEEE 802.11a/b/g/n/ac |
サイズ | 77.0 x 156.1 x 8.3 mm |
重さ | 167g |
バッテリー | 2,800mAh |
Continuum | 対応(無線のみ) |
CPUが8コアだったり、RAMが3GBだったりと、しっかりした基本スペックにもなっています。
NuAnsNEOと同じSnapdragon 617なのでContinuumにも対応していますが無線接続のみと思われます。
国内のスマートフォンらしく、3GとLTEの対応バンドがかなり充実しているのも特徴です。
ただ、ビジネス向けを想定しているのかボディーカラーはシルバーしかないそうです。
今回は安曇野FINISHのクオリティ
前回のVAIO Phoneは「名義貸し」といわれ、VAIOが設計したものではないスマートフォンでした。
今回は「安曇野FINISH」をうたっておりパソコンのVAIOと同じ高品質を確保するそうです。
ビジネスに特化したセキュリティー機能を搭載、でもそれって普通では…?
ほかの特徴として、企業に導入されることを前提にしたセキュリティー機能を搭載していることがあげられます。
たとえば、遠隔操作でデータの消去ができたり、端末内の暗号化、VPN接続に対応しているそうです。
と聞くとすごそうですが、これってAndroidとかでも普通に搭載されている機能であるような気もしなくもないです。
企業導入の際に専任担当者がサポートしてくれるとかもあるのですかね。
発売日は「4月に先行発売」、価格は5万円台「近日発表」
なかなか期待の持てるVAIO Phone Bizですが、肝心の発売日は「4月に先行発売」で価格は「近日発表」としています。
似たようなスペックのNuAnsNEOが39,800円なので、おそらくVAIOのブランド価格も加えてこれより高い値段になるのでしょうね。
追記:価格は5万円台だそうです。なんというか、高いですね。。。
VAIO Phone Bizは残念ながらVAIOらしいとんがった機能がありません。
とはいえ、ようやくまともなスマートフォンがVAIOから出てきた気がします。後継機種やバリエーションにも期待したいですね。
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