音ではなく光で起きるとすっきり起きれて生活のリズムも整うという話があり、そのような目覚まし時計に興味がありました。でも、本格的なものは高い。。。というわけでお安めで使いやすいものを買ってみたのですが思いのほか使いやすかったです。
価格が高い光目覚まし時計
よく日本で宣伝されている光目覚まし時計は以下の2商品かと思います:
どちらも光が強かったりとこだわっているのですが、価格が高いのが難点です。どちらも2万円以上します。
このため手軽に買えるようなものではありません。
ちなみに、inti4の方は返金保証があり、3か月間使ってみて気に入らなかったら返品できるそうです。が、このためには1か月間睡眠日誌なるものを付けなくてはならないらしいです。さらに当然箱や付属品もすべて取っておく必要があります。
ちょっと敷居が高いのは事実です。
安い光目覚ましは設定が面倒そう
そこでアマゾンを探してみると、かなりお安い光目覚まし時計がゴロゴロあります。
たとえば上の商品は4000円ほどでレビューもかなりいいです。
当然光の強さは2万円以上にはかないません。でも、光ですっと起きられればそのあとカーテンを開けて光を浴びればいいのでは?と思いました。
ブライトアップクロックIIの場合、光源は30,000ルクスですが、60㎝離れると403ルクスになるのだとか。inti4も光源は20,000ルクスなのに対して20㎝離れると3,300ルクスだそうです。
これに対して晴天の日の出1時間後は10,000ルクスあるそうです。曇天でも日中は30,000ルクスあるそうで、そもそも桁が違います。目覚まし時計の光に頼るよりもとりあえず起きてカーテンを浴びて日を浴びる方がよさそうです。
しかしながら、こういった光目覚ましは設定が本体からしか行えません。目覚まし時計はそういうものだといわれればそうなのですが、目覚まし時計にしてはお高めな製品でもありますし、光の制御とかも行うにはスマホに対応してほしいなぁと思っていました。
HeimVisionの光目覚まし時計はスマホ & Alexa/Google Home対応
そう思いながら見ていたところ、まさにドンピシャな商品がありました。形状は上記の安めの光目覚まし時計ですが、スマホ対応です。しかもAlexaやGoogle Homeといったスマートスピーカーにも対応しています。いわば、スマート目覚まし時計です。
HeimVisionという香港のメーカーが作っているようです。
早速購入とレビュー
これはよさそうだということで買ってみました。
開封の儀と付属品チェック
こんな感じの箱に入ってきます。
中には本体のほか、USB ACアダプタとUSBケーブルがついてきます。最近は猫も杓子もUSBですが、ちゃんとACアダプタがついているところがうれしいです。
裏側にUSB電源をさすところがあります。また、USB電源出力もあるので寝ている間にスマホを充電することもできそうです。真ん中の細めのケーブルはFMラジオのアンテナです。
また、底面にはボタン電池(CR2032)を入れるところがあります。これを入れると何が起こるのかわからないのですが、入れた状態で電源を抜いたところ普通に時計表示は消えてしまいました。設定と時計を維持するためのバックアップ電源なのかもしれません(問い合わせ中)。
(追記): やはり内部設定や時間を保持するためのバックアップ電源だそうです。このため、ボタン電池だけでの動作はできません。また、ボタン電池の方向は、ふたを開けた時に+が見える向きが正解だそうです。
セットアップはアプリから
お待ちかねのスマホからの設定です。
設定にはSmart Lifeというアプリを使います。あれ、なんか聞いたことがあると思ったら以下の記事で紹介しているスマートプラグもこのアプリを使っていました:
たぶん、このアプリのフレームワークに乗っかると簡単にスマートスピーカー対応できるとかそういうものなんでしょうね。図らずもアプリが増えなくてよかったです。
とりあえず説明通りに無線LANつないでみたところ簡単にできました。そして、まず最初に本体のアップデートが行われました:
ちゃんと何らかのサポートはしているようです。
目覚まし時計機能の設定も簡単
基本的には上の画面の本体の図の各ボタン部分を押すとそれに関連する設定が出るので、スマホで設定していく仕組みになります。もちろん、本体からも制御は可能です。
たとえばアラームのボタンを押すとこんな画面が出ます。残念ながら日本語ではありませんが、なんとなくわかります。”Repeat”を選ぶとこのアラームを鳴らす曜日を設定できるので、平日だけならすことも可能です。また、複数のアラームを設定できますので、日によって変えることも可能です。
“Simulated Sunrise Time”が光をどれくらい前からオンにするかという設定です。まずは一番暗いところから始まり、だんだんと明るくなっていきます。最大輝度が”Sunrise Brightness”で設定可能です。
WiFiに接続されているので自動的に時計合わせが可能です。が、注意したいのはこの“Network auto-time”がデフォルトでオフになっている点です。この画面にたどり着いた時点でWiFiには接続されているわけですから、オンでもいいと思うのですけどね。。。
このため、ボタン電池を入れない状態で電源が落ちると設定が初期化され、WiFiが復活しても時計を合わせてくれません。なんかいまいちな状態です。
“Time Display Brightness”で本体の時計表示の明るさを設定可能です。オフにでもできます。
右上のボタンではファームウェアのアップグレードを行ったりできます。なぜか「ネットワークを確認」しても毎回失敗します。まあ、ちゃんと接続されているしいいのですが。。。
入眠を助けてくれる機能も
この光目覚まし時計、目覚まし時計と言いながら入眠を助けてくれる機能もついています。
Sleep AIDと呼ばれる機能で、光と音で入眠を促してくれます。ホワイトノイズを出すことで騒音が気にならなくなり、かつ光がだんだん暗くなることで眠りを促してくれるようです。
光の効果はまだわからないけど便利
肝心の光時計の部分ですが。。。まだよくわかりません。
朝は普通に起きれます。大体アラームが鳴る前に起きているのでおそらく光で起きているのではないかと。そして、アラーム自体も普通の目覚ましと違って穏やかな音で刺激が少ないです。なので、なんとなく起きるのが楽になったような気がします。これが光のおかげなのかアラームのおかげなのかは。。。
とりあえず光の方は今後も使い続けて検証するとして、目覚まし時計をスマホから制御できるということがこんなに便利だということを初めて知りました。
1つのアラーム設定しかない場合は日によってつけたり消したり、時間を変えたりということをする必要があります。でも、このスマート目覚まし時計ならそれらをスマホのアプリから行えます。
また、スマホを目覚ましにしているとバッテリー切れになったり、あるいは不具合で死んでしまうと起こしてくれませんが、そんな心配もありません。
Alexaとの連動はまだやっていませんが、これをやるとさらに便利に使えるかもしれません。
元々光目覚まし時計ということで買いましたが、スマート目覚まし時計としてみても十分便利な機器でお勧めです。
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