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パイオニアSX-S30 がDEEZER Hi-Fiに対応 ロスレスでの音楽ストリーミングサービス

SX-S30にDeezer Hi-Fiが追加 Remote Appにも追加 オーディオ

Amazon MusicやSpotifyをはじめ様々な音楽ストリーミングサービスに対応しているパイオニアのSX-S30ですが、2018年8月のアップデートで新たな音楽ストリーミングサービスに対応することになりました。

新たに対応するのはDEEZER Hi-Fiというロスレスでの音楽配信を特徴とするサービスです。

通常は圧縮される音楽配信

DEEZER Hi-Fiの特徴は何と言ってもロスレス配信であるという点です。

ロスレスとはつまり、ロス==損失がないことを意味しています。

普通の音楽ストリーミングサービスでは「可逆圧縮」という技術を使って音楽を配信しています。音楽データをそのまま配信すると必要な通信帯域が大きく、配信側の通信設備を強力にしなくてはいけません。このため、音楽データを圧縮した形で配信しています。

たとえばAmazon Musicの場合は最高256kbps、Spotifyの場合は320kbpsで配信しています。

これに対して、通常これらの音源のもととなっているCDの音楽データは1,411kbpsとなっています。つまり、音楽データが約1/4~1/5に削減された形で配信されているわけです。

音楽情報が1/4になるわけではない

といっても、音楽情報が1/4になってしまうわけではありません。

音楽圧縮技術には人に聞こえていない音をカットしたりする技術が使われており、普通に聴く分には128kbps~256kbpsもあれば違いは分からないといわれています。

しかしながら、音楽をこよなく愛するマニアの間では圧縮は悪とされており、非圧縮での音楽配信を望む声が多いのも事実です。

可逆圧縮のFLACで配信するDEEZER Hi-Fi

これに対してDEEZER Hi-Fiでは「可逆圧縮」技術であるFLACフォーマットで音楽を配信します。

可逆圧縮なので圧縮率は劣りますが、音楽情報の欠落は原理上ありません。

これなら音にこだわる人でも安心です。

アップデートは2018/8/21 15:00頃 配信予定、DEEZER Hi-Fi 3か月無料キャンペーンも

このDEEZER Hi-Fiに対応するアップデートはSX-S30には8/21 15:00ごろに配信予定だそうです。

また、これに合わせてSX-S30を8/1以降に購入した人にはDEEZER Hi-Fiの3か月無料キャンペーンが適用されるそうです。

残念ながら私は対象外ですが、このアップデートでさらにSX-S30の安定性が高まるといいなぁと思っています。また、DEEZER Hi-Fi自体は誰でも1か月は無料で試せるみたいなので、違いがあるかどうか試してみたい気もします。

(追記) 予定通りアップデートが配信されました

バージョンは2109-8020-2060-0010です。DEEZER Hi-Fiも追加されています:

SX-S30にDeezer Hi-Fiが追加 Remote Appにも追加

Pioneer Remote Appも更新されるのかと思ったらこちらは更新されませんでした。てっきりアプリと紐づいているのかと思ったらそうでもないのか、すでにアプリはアップデートされていてファームウェアを待っていたのか。。。

ところで、ファームウェアをアップデートするときにエラーが起こりました。7-81 Errorというものだったのですが、調べてもよくわからず。

とりあえず一度電源を落として再起動してアップデートをやり直したら正常に終わりました。一瞬焦りましたがよかったです。

(追記): さらにアップデートで本体でAmazon Musicが再生できるようになりました

SX-S30がアップデートでAmazon Musicに対応 あれ、前から使えなかった?
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