最近では当たり前になったBluetoothイヤホン。さまざまなメーカーがある中でイヤホン一筋13年の歴史を誇るSOUNDPEATSの製品はコストパフォーマンスの高さで定評があり、私も実際に試してみてその完成度の高さを実感しました。そんなSOUNDPEATSから新製品「RunFree」が発売されました。実際に試したところ、名前からはスポーツ向けのように感じますが、リモートワークにピッタリだと感じました。
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耳を塞がないイヤホン「SOUNDPEATS RunFree」
SOUNDPEATS RunFreeの特徴は、耳を塞がないイヤホンであるという点です。
周りの音が聞こえづらい通常のイヤホン
イヤホンというと普通は耳にはめ込んで使うものであり、それによって他人に迷惑をかけず、自分だけの音楽の世界に没頭できるのが特徴といえます。
ただ、それは同時にイヤホンを付けている人は周りの音が聞こえづらいということ。
自転車や車が接近する音が聞こえずに危険な目にあった人や、アナウンスや話しかけてくる人の声が聞こえなかったという人もいるでしょう。
耳の近くで鳴るスピーカーのような構造
SOUNDPEATSは通常のイヤホンと異なり、耳にはめ込んでつかうものではありません。
耳の外から音を出して届ける構造になっています:
この構造により耳が塞がれることがないので、音楽を聴きながら同時に周りの音も聴けるという、いわば耳の近くにスピーカーを置くような方式といえるでしょう。
イヤホンはしっかり耳にはめないと音が悪いので、このような構造だと音質が心配になるかもしれませんが、耳にはまるサイズに抑えなくても良い点を利用してしっかりとした音質を実現しています。
思ったよりも低音が出るのには驚かされました。
メガネのような装着感
身体への固定はメガネのように耳にかけることで行い、かつ耳から外れても良いように頭の後ろにバンドがあるのが特徴です:
メガネをかけたことがある人ならまったく違和感なく使えますし、そうでなくても問題なく利用できるでしょう。
もちろんメガネとの併用も問題ありません。
ちなみに重さはわずか31gと、付けているのを忘れるほどの軽さです。
肌に優しい快適な着け心地
SOUNDPEATS RunFreeの肌に接する部分はすべて、液体シリコン素材を使っています。
液体シリコン素材は肌に優しく、長時間でも快適に使い続けられるでしょう。
また、ニッケルチタン記憶合金を使用することで弾性が高くかつ丈夫であり、身体への負担が小さいです。
マルチポイント接続や防水機能搭載
SOUNDPEATS RunFreeは複数のデバイスに同時に接続できるマルチポイント接続に対応しています。
たとえばパソコンとスマホに同時に接続できるため、後述のリモートワークで便利に使えました。
また、防水機能も搭載していることから、外出中に少々の雨が降っても問題ありません。
SOUNDPEATS RunFreeはリモートワークと相性抜群!
そんなSOUNDPEATS RunFreeをメーカーからご提供いただき、実際に使ってみたレビューをお届けしたいと思います。特にリモートワークとの相性が良いと感じました。
一日中装着できる快適さとバッテリー
筆者がSOUNDPEATS RunFreeが非常に役に立つと感じたのがリモートワークです。
リモートワークでは遠方の同僚や顧客、取引先との音声通話が欠かせませんが、家族と同居しているとその会話をスピーカーでおこなうのが難しいという人も多いのではないでしょうか。
突然音声通話が着信し、あたふたとイヤホンを準備した経験があるのは筆者だけではないはずです。
かといってイヤホンを付けっぱなしにすると周りの音が聞こえづらいですし、何より耳の中に何かをずっと入れておくのは不快です。
SOUNDPEATS RunFreeはその快適な着け心地や軽量さ、そして耳の中にはめ込む必要がない構造から、仕事の間中ずっと付けっぱなしでいられます。
さらにバッテリーの持ち時間は14時間と一日仕事にも十分。この数値は連続音楽再生時間なので、待機時間が長ければより長く持つでしょう。
マルチポイント接続で複数PCやスマホとの共存が可能
さらに、SOUNDPEATS RunFreeのマルチポイント接続機能もリモートワークで便利に使えます。
リモートワークによって自宅で仕事ができるという人も、仕事をおこなうのは会社貸与のPCでやらなくてはいけないことも。
会社貸与のPCだとお気に入りの音楽が再生できない、という場合でもSOUNDPEATS RunFreeならマルチポイント接続機能でプライベートなデバイスに同時に接続し、お気に入りの音楽を再生可能です。
スマホに接続すれば電話がかかってきてもそのまま対応できます。
トイレや休憩でも外す必要なし、そのまま家族との会話も
SOUNDPEATS RunFreeは軽くて着け心地がよく、かつ耳を塞がない構造のため、つけたままでトイレや休憩に行くことができます。
イヤホンを付けたり外したりというのは意外と面倒ですが、その手間がないのは思った以上に快適です。
また、イヤホンを付けたままで家族と会話できるのも便利。耳を塞がない構造なので通話での打ち合わせの最中に話しかけられても内容を聞き取れます。
VGP2023の金賞や企画賞を受賞!reddot winner 2023も!
SOUNDPEATS RunFreeはそのコンセプトや音質などが評価され、VGP2023の金賞や企画賞を受賞しています。
また、デザイン面でも評価が高く、世界的に権威があるreddot winner 2023を受賞。
まさに今注目のイヤホンです。
SOUNDPEATS RunFreeのいまいちなポイント
個人的にはSOUNDPEATS RunFreeを気に入りましたが、改善してほしいポイントもいくつか存在します。
音漏れするので公共交通機関では使いづらい
耳を塞がない構造であるがゆえに、音漏れは通常のイヤホンよりも大きいです。
普通の大きさで音楽を聴いている分には少し距離を取ることでほとんど聞こえなくなりますが、混雑した公共交通機関では使用をためらいます。
また、周りの音が聞こえるということは騒音も聞こえるということであり、公共交通機関の中で音楽を楽しむなら通常のイヤホンのほうがよいかもしれません。
ボタンが小さくて操作しづらい
SOUNDPEATS RunFreeの本体にある操作ボタンは3つのみで、それがこちらの写真のように1カ所に集まっています:
慣れの問題もあるでしょうが、ボタンが小さいので手探りで操作しづらいです。
せめて左右にボタンを分けて配置してくれたらな、と感じました。
また、ボタンがこの3つしかないので操作の中には複数回押したり、長押ししたりというものがあり、ボタン操作を覚えるのが大変です。
かばんの中にしまいづらい
SOUNDPEATS RunFreeには落下防止のためのループがあり、このループの中にニッケルチタン記憶合金製の金属線が入っているものと思われます。
このループは確かに弾性が高く、装着していると快適なのですが、それ故に小さく折りたためません。
ずっと付けている分には良いのですが、いざかばんにしまおうとなったときにかさばりますし、かばんの中でループが折れてしまわないか心配です。
折りたたみ可能な構造か、あるいは小さくしまえる専用ケースがあると良いと感じました。
リモートワークやスポーツにおすすめな快適イヤホン
SOUNDPEATS RunFreeを実際に使ってみて、オールマイティな存在では無いもののリモートワークやスポーツといった場面では非常に快適に使えるイヤホンだと感じました。
快適な着け心地、耳を塞がない構造、十分なバッテリー持ち時間、マルチペアリング機能といった特徴はリモートワークにピッタリですし、防水機能もあるのでランニングのお供にも最適です。
音質もこのような用途には十分であり、しっかりと音楽を楽しめます。
一方、どうしても音漏れが避けられない構造なので公共交通機関では使いづらいのが欠点。
さらに、かばんの中にしまおうとしてもかさばり、ループが折れそうなので、持ち運びにはあまり適しません。
用途がはまれば非常にコストパフォーマンスが高いイヤホンなので、ぜひ試してみてください。
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