布団乾燥機は実は冬だけでなく夏にも役に立つ便利な家電です。しかしながら、世の中にはいろいろな製品が出ていてどれを買っていいか。。。比較検討した結果、FD-F06A7を買ったのでその経緯を書きたいと思います。
夏にはカビ防止、冬には温め、通年でダニ退治ができる布団乾燥機
元々布団乾燥機を欲しいと思った理由は以下の通りです。
機密性の高いマンションの北の部屋のベッドのカビ防止
我が家は機密性の高いマンションです。部屋の中の温度が夏でも冬でもしっかりと保たれるのは良いのですが、その分湿度にしわ寄せがきています。
特に夏はただでさえ外は湿度が高いのに、さらに部屋の中は温度が低いため湿度がさらに上がってしまいます。
特に我が家の中でベッドを置いている北の部屋は人間が出す湿気もあってかなりの湿度。このため、ベッドのフレームにカビがついてしまうことも。。。
このため、布団乾燥機を使って湿度を追い出し、カビを防止したいと思いました。
睡眠の質の向上
人生の中で大きな割合を占める睡眠の質を上げるのは重要だとよく言われています。
寝具を快適にするとよく眠れるという話はありますが、その中にはベッドや布団の温度や湿度も重要な要素です。
夏は湿度を下げた方が寝苦しくないですし、冬は暖かいほうが寝やすいです。
布団乾燥機を使うと、冬に温めるのはもちろん、夏に湿度を下げる効果もあります。布団乾燥機には夏用に温めたあと送風で冷やすモードがあり、これを使うと湿度を追い出した後に冷やすことができます。
健康のためダニの駆除
ダニはかまれるとかゆいだけでなく、その死骸がアレルギーの原因となるともいわれています。
ダニを死滅させるには50度以上にする必要があるといわれていますが、冬は特に日光だけでこれを満たすのはなかなか厳しいです。
布団乾燥機を使えば手軽にダニ退治ができます。
大きく分けて2種類ある布団乾燥機の方式
そんな布団乾燥機ですが、大きく分けて2つの方式があります。
マットあり
1つ目の方式がマットを使う方式です。
利点: 布団の隅々まで温めることができる
欠点: マットをセットするのが面倒、かさばって収納が面倒
この方式では風船のように膨らむマットを敷布団と掛布団の間に挟みます。マットの中に熱風を入れるとところどころ開けられた穴から熱風が噴き出て布団を温めることができます。
具体的にはこんな感じです:
私も勘違いしていたのですが、基本的にはマットで敷布団や掛布団を包み込んで温めるわけではありません。そういうものもあるのですが、あくまで布団の隅々まで熱風を届けるために、掛布団と敷布団の隙間を開けるためにマットが存在しています。
この方式の良いところは布団をむらなく温めることができる点です。マットが隙間を開けてくれるため狙ったところまでしっかり熱風を届けることができます。
一方、マットをひかないと布団乾燥機が使えないため、マット無しタイプに比べると使い始めるまでが面倒です。また、収納もかさばります。
マット無し
もう1つの方式がマット無しタイプです。
利点: 簡単にセットして使える、収納が楽
欠点: 布団の隅々まで熱風を届けるのが難しい
実は布団乾燥機の始まりは、掛布団と敷布団の間にドライヤーで熱風を吹き込んで温めている人の話を聞いた三菱電機の社員が開発したといわれています。
マット無し方式はまさにこの方式で、掛布団と敷布団の間に熱風を吹き込むことで温めます。
この方式はマット方式のようにいちいちマットを広げてセットしなくてもいいのでお手軽です。一方、隅々まで熱風を吹き込むのは難しいといわれています。
どちらを選ぶか
一般的には、ダニ退治や感想が目的であればやはりマットありの方が有利といわれています。どうしてもマット無しだと熱風が偏りがちなので、全領域をやるのは難しいです。
一方、冬などに毎日温めるという目的であればマット無しの方が使いやすいといわれています。
私が候補に挙げた布団乾燥機
このような下調べをした後で以下の布団乾燥機を候補に上げました。
× アイリスオーヤマ FK-W1 (KFK-W1) ふとん乾燥機 カラリエ ツインノズル
1つ目がマット無しタイプのアイリスオーヤマのFK-W1です。ちなみに、KFK-W1というのもありますが、違いはアロマを出すための部品がついているかの違いだけのようです。
この製品の特長は熱風を吹き込むノズルが2つあるところです。どうしても偏りがちなマット無しタイプの熱風を2か所から吹き込むところで範囲を広げています。
また、2つの寝具を同時に温めることも可能です。
色々なところで評価も高く、360.lifeの評価でも最高評価でした。
これがいいかなぁとも思いましたが、こちらのmybestの評価では評価が低い。。。
結局、バカとハサミは使いようという通り、うまいことノズルをセットすればよく乾燥できるし、そうでなければだめなんだろうなぁと思いました。
また、360.lifeでは2つのノズルを1つの布団に使っていますが、2つの布団を同時に温めるとこの半分と考えると実はあまりよくないのかなとも思いました。
といわけで没に。。。
× 三菱電機 フトンクリニック AD-X80
三菱電機のダニ駆除にこだわった布団乾燥機です。
この布団クリニックの特徴は、布団を包み込んでダニを駆除できるモードの存在です。マットありにしろ無しにしろ、普通は布団の片方の面からしか温められません。このため、もう一方までしっかりダニを駆除しようと思うと裏返してやる必要があります。
この布団クリニックの場合は布団全体を包み込んで熱風を吹き込めるのでしっかりとダニ駆除できます。
360.lifeもmybestの評価も良かったのですが、さすがにベッドのマットレスは包み込めないようです。掛布団だけであれば裏返してやるだけなのでそんなに苦ではないかと思いました。
また、ちょっと値が張るのも躊躇するところでした。
〇 パナソニック FD-F06A7 ふとん乾燥機
最終的に買ったのがこれです。
見も蓋もありませんが、価格が安いのが良かったです。上の2つが1万円越えなのに対し、これは5000~6000円台くらいで買えます。
安いだけあって機能もシンプルですが、その分コンパクトです。ホースもマットも本体内に収納することができます。
また、mybestでの評価も高いです。
初めて布団乾燥機を使うこともあり、高いのを買って役に立たないのは悲しいので、とりあえず安くて評判が高いのを買うのが良いかなとも思いこれにしました。
実際の使い心地はレビュー予定
そんなわけでパナソニックの FD-F06A7 を買いました。
もう少し使い込んだらレビュー記事を書きたいと思います。
これで少しでも睡眠の質がよくなってくれればいいなぁと願っています。
(追記) レビュー記事を書きました
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