もうすぐ独自の基地局でサービスを開始する楽天モバイルから独自のスマホが発表されました。日本のユーザーにあわせたという小型のスマホです。世界最小最薄のFelica対応スマホなのだとか。
かなり小型の本体
まだ詳細なスペックは詳細されておらず、大きさと重さのみの発表のようです。106.2 x 53.4 x 8.6mm で79gというのは世界最小最薄のFelica搭載スマホなのだとか。
(追記): スペックが公開されました。
他のスマホと比較すると?
これがどれくらいのサイズ感なのか比較してみました。
Rakuten mini | iPhone 4 | iPhone 5s | iPhone SE | Polaroid pigu | iPhone XS Max | |
大きさ | 106.2 x 53.4 x 8.6 mm | 115.2 x 58.6 x 9.3 mm | 123.8 x 58.6 x 7.6 mm | 123.8 x 58.6 x 7.6 mm | 116 x 60 x 9.9 mm | 157.5 x 77.4 x 7.7 mm |
重さ | 79 g | 137 g | 112 g | 113 g | 97 g | 208g |
なんと「このサイズで良いんだ」といわれるiPhone 5sやiPhone SEはおろか、「あの当時は良かった」と皆に言わしめているiPhone 4よりも小さいです。さらに、超小型のスマホとして(一部の人にとって)一世を風靡したPolaroid piguよりも小さい。。。
私も昔Polaroid piguを使っていましたがかなり小さくてびっくりしました。これよりも小さいとはただただ驚きです。
iPhone XS Maxとの比較は。。。もはや同じスマホとは思えません。
ディスプレイサイズは小さい?
ちょっと大きめのiPhone 4とPolaroid piguのディスプレイが3.5インチというサイズです。
こちらがPolaroid piguのバックパネル。マウスよりも小さいです。
これより小さいとはいえ、最近の狭額化の技術を考えると4インチくらいを積んできてもおかしくはないのではないでしょうか?
(追記): ディスプレイは3.6インチ@1280×720ピクセルだそうです。意外と大きくなかったですね。
バッテリー容量が心配
大きさもさることながら重さがかなり軽いのが気になります。
スマホの重さで大きな部分を占めているのはバッテリーです。ここをケチれば軽くなるのですが、バッテリーが持たなくなるので最近のスマホは重くなっています。
Rakuten miniは79 gと上に並べたスマホの中でも圧倒的に軽いです。
ディスプレイが小さいとそれだけ消費電力は小さくなりますが、SoCに良いものを積むとやはりバッテリーの持ちが心配になります。
かなり性能をおさえたSoCを載せてくるのかもしれません。
(追記): SocはSnapdragon 439です。CPUが2GHz x 4 + 1.4GHz x 4です。ローエンド向けのものですね。
Felicaも載せているとのことですが、電池切れが多発すると困ります。
(追記): バッテリー容量は1,250 mAhだそうです。Polaroid piguは1,400 mAhだったので、1割ほど少ないようです。
指紋センサー無しで顔認証のみ、防水・防塵には対応
珍しいところとしては指紋センサーがありません。
これも場所と重さを取るので取っ払ったのでしょう。代わりにカメラで顔認証してね、というポリシーのようです。
これだけの小ささと軽さなのにIPX2/IP5Xの防水・防塵機能に対応しているのは素晴らしいです。
モバイルSuica対応にも期待したい
さすがに日本製のスマホでFelica対応なのにモバイルSuica対応してないというのはあり得ないと思うので、ここは大丈夫かと思います。
あとはeSIM対応とのことなので、楽天モバイルはeSIM対応というところを売りにしていくのかもしれませんね。
もしかするとSIMを取っ払っているのもRakuten miniの小ささと軽さのポイントかもしれません。あれ、結構場所を取りますし、フレームとか必要でしょうから。
10月からのサービス開始に合わせて端末が提供されるとのことなので詳細も時期に発表されると思います。久しぶりにとんがっていて楽しみなスマホです!
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