9to5Macによると、iOSユーザーのうちApple Musicを使い続けているユーザーの割合は11%だそうです。
割合としては低いような気もするのですが、どうなのでしょう。また、競合のSpotifyからの乗り換えは進んでいるのでしょうか?
音楽をiTunesから購入したことがあるユーザーよりはるかに少ない
このデータはMusicWatchが出したものだそうです。
それによると、iOSユーザーのうち77%はApple Musicが始まったことを知っているものの、11%のユーザーしか使い続けていないとのこと。
iTunes経由で音楽を買ったことがあるユーザーは40%もいるそうなので、音楽を聴くことがあるユーザーの割合の四分の一しかApple Musicを使っていないことになります。
意外と少ない割合だと思うのですがいかがでしょう?
Apple Musicを試したユーザーは52%
一方で、Apple Musicを試したことのあるユーザーはiOSユーザー全体の52%にものぼるとのこと。
Apple MusicをサポートしたiOS8.4の普及率が非常に高かったこともこのデータを裏付けていますね。
この手のサービスは試してもらうこと自体が難しいことを考えると、かなり好成績なのではないでしょうか?
Spotify Premiumユーザーの28%がApple Musicを併用
また、Spotifyの有料ユーザーであるSpotify Premiumユーザーのうち28%がApple Musicを併用しているとのことです。SpotifyユーザーからはApple Musicが圧倒的に優れているという評価はもらえていないようです。
無料のSpotifyユーザーの11%、Pandoraユーザーの6%がApple Musicを使っているとのことなので、無料ユーザーにとってもApple Musicがお金を払ってでも乗り換える価値があるとは思われていないようです。
まだ全Apple Musicユーザーは無料トライアル中
これらのデータはまだすべてのApple Musicユーザーが無料トライアル中である中でのデータです。
したがって、9月から無料期間が終わると間違いなくApple Musicユーザーの数は減るのでしょう。
MusicWatchによると64%のApple Musicユーザーが有料になっても使用し続けたいといっているそうです。しかし、一方で61%のユーザーが自動契約更新機能をオフにしているとか。
日本ではLINE MUSICが無料期間を終え、AWAももうすぐトライアル期間を終えます。
定額音楽ストリーミングサービスはこれからが正念場になりますね。
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