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DSD再生対応 ES9038Q2M 搭載のI2S DAC AL-38PD がAmulechから登場

オーディオ

昔はRaspberry pi用のI2S DACというとPCMのみ対応のものが多かったですが、徐々にDSD対応のものが増えてきています。Amulechから登場したAL-38PDもそんなトレンドに乗ったI2S DACです。

ESSのES9038Q2M搭載

このAL-38PDに搭載されているDACはESSのES9038Q2Mです。

2017年8月発売という比較的新しいチップであり、この時に登場したフラッグシップがES9038Q2Mです。

スペックとしてはDNR(ダイナミックレンジ)が129dB、THD(全高調波ひずみ)が-120dBと立派なもので、現在の最新のDACにも引けを取りません。

また、チップ自体は11.2MHzのDSDや32bit/384kHzのPCMの再生にも対応しています。が、この製品はDSDはDoPでの対応なので5.6MHzまでのようです。

ボード上に有機ELディスプレイを搭載しステータスを表示

AL-38PDの特徴は何といってもボード上に有機ELディスプレイを搭載しているところです。

AmulechのHPより

こんな感じで現在のボリュームや再生している音楽のフォーマットを表示してくれます。

どうせなら再生している曲やアルバムの情報も表示してくれるとよかったとは思いますが。。。

音質にこだわりのあるパーツを採用

音質に影響のあるパーツはこだわりのあるものを使用しています。

AmulechのHPより

パナソニックやニチコンなどの日本メーカーのものを中心に、TI社のオペアンプなど随所にこだわりが詰まっています。

また、オーディオ出力はRCAだけでなくヘッドホン出力もあるようです。

ロータリースイッチと赤外線受信器を付属

変わった付属品としてはロータリースイッチがあります。

AmulechのHPより

このスイッチを回すことでボリュームの調整ができます。ヘッドフォンをつないで再生するときには特にボリューム調整が面倒になりますが、このロータリースイッチを回すことで手軽に音量調整できます。スイッチを押すことでボリュームのほかにバランスの調整も行えるようです。

また、この基板には赤外線受信器も搭載されており、将来的な拡張に使われるようです。

DSD再生はDoPで対応

このAL-38PD、DSD再生対応といってもDoPでの対応となっています。このため、11.2MHzのファイルの再生はできません。といっても、世の中に11.2MHzの音楽はあまりないので実用的には問題ないかと。また、Volumioでは上限が192kHzのPCMおよび2.8MHzのDSDに制限されるようです。

また、VolumioとMoode Audio Playerに対応していますが、どちらも手動でのドライバのインストールは必要なく、設定だけで使えます

ちょっと気になる点も

手軽にDSD再生が楽しめそうな製品ではあるのですが、ちょっと気になる点もあります。

16bitのPCMでノイズが出る

この製品で16bitのPCMを再生するとノイズが出るそうです。これを回避するにはVolumioやMoodeのリサンプリング機能を使ってビットを変える必要がありますが、これをやるとDSDもPCMに変換されてしまいます。

なので、CDからリッピングした音楽を再生するときはリサンプリングをON、DSDやハイレゾのPCMを再生するときはOFFにする必要があるというちょっと面倒な仕様です。

ハードウェアボリュームが使えない

VolumioやMoodeではボリューム調整の方法としてDAC側で音量調整するHardwareと、Volumio/Moode側で調整するSoftwareがあるのですが、AL-38PDではHardwareが選べません。

が、Softwareを選ぶとDSDが再生できなくなってしまいます。。。

なので、DSDを再生したくてかつボリューム調整したいときはロータリースイッチを使うかアンプ側で調整することになりそうです。

価格がそこそこでDSDが再生できるI2S DAC

このAL-38PD、価格は14,500円で8月26日に発売です。

DSD対応の中では割と安めの値段で、特にドライバインストールや専用のイメージを使う必要がないところはメリットかと思います。

一方で、この手軽さのためにDSD再生時の制限があるのがちょっと残念ではあります。私が使っているAoide DAC IIはDSD再生ができて特に制限もないですが、代わりに導入時にいろいろ面倒なところもあるので。。。

パーツもいろいろ良いものを使用しているので音質的にもいいのでしょう。

比較的新しいDACが使えてお手軽なこのDACはRaspberry piオーディオの入門にもいいかもしれません。

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