新しいiPhone 6sの発表と同時に、新しいiPhoneのアップグレードプログラムが開始されました。
アップルに月に約4000円を払うと常に最新のiPhoneが手に入るというものです。
しかもSIMロックフリー版です。
毎年買い替えるという人にはかなりお得なプログラムですね。
AppleCare+とともに提供されるアップグレードプログラム
このアップグレードプログラムはアップルが直接行うものです。
月に32ドルを支払うと毎年最新のiPhoneにアップグレードしてくれます。
32ドルは約4000円ですので、48,000円で毎年最新のiPhoneが手に入ります。
一番安いiPhone 6sの16GBで86,800円、一番高いiPhone 6s Plusの128GBモデルが122,800円ですので、かなりお得であることがわかります。
しかも、このアップグレードプログラムにはAppleCare+の料金が含まれているそうです。
iPhone 6sとiPhone 6s PlusのAppleCare+の料金は11,800円ですので、差し引き37,000円ほどで最新のiPhoneが手に入ることになります。
SIMロックフリー版の最新iPhoneが手に入る
このアップグレードプログラムはアップルが行うものなので、SIMロックフリー版の最新のiPhoneが手に入ることになります。
アメリカではスプリントが同様の”iPhone Forever”というアップグレードプログラムを実施しています:
こちらは月に22ドルを払うと最新のiPhoneにアップグレードしてくれるというものですが、料金プラン等に縛りがあり、必ずしも安くなりません。
これに対してアップルのアップグレードプログラムはSIMロックフリー版ですので、安いMVNOの料金プランにしてもまったく問題ありません。
MVNOと大きなキャリアの料金プランは平気で月に10ドル(1200円)くらいの差はつきますので、かなりお得といえます。
日本でのアップグレードプログラムの提供はある?
iPhoneのアップグレードプログラムは今のところアメリカのみでの提供です。
しかし、ほかの地域でも近いうちに提供するとアップルが明言しています。
もしかすると日本での提供もあるかもしれません。
アップル縛りにはなってしまうけど
このアップグレードプログラムを使ってしまうと、キャリアには縛られなくなりますが、スマートフォンがアップルに縛られてしまうことになります。
iPhoneは大変人気があり、端末自体も素晴らしいですので、それでもいいのかもしれません。
しかしながら、最近は2~3万円程度で使い勝手のいいスマートフォンが多数出ているのも事実です。
今後もiPhoneを使い続けるのかどうか、よく考えてからこのアップグレードプログラムに申し込んだ方がいいかもしれません。
もちろん、まったく問題なければ素晴らしいプログラムだと思います。
追記:アメリカでの各キャリアとアップルのiPhoneアップグレードプログラムの概要をまとめました。日本でこのプログラムが始まるとすると、1つの基準になるかも知れません。
追記:登場から4か月ほど経ちましたが、まだまだ普及していないようです。
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