Kantarが2015年12月時点でのスマートフォン用OSのシェアを発表しました。
AndroidとiOSの一騎打ちにWindowsが勝負をかけてきている印象がありますがどのようになったのでしょうか?
Androidがシェアを伸ばす
Kantarのデータはこうなっています。Beginを押し、国を選ぶとその国のスマホ用OSのシェアが表示されます。
データを見ていくと全体的にシェアを伸ばしたのはAndroidのようです。
とくにアメリカではAndroidの伸びが大きく、1年前に比べてシェアが47.6%から59.1%に伸びています。
日本でもAndroidのシェアが38.3%から44.4%に伸びています。スマートフォンといえばiPhoneという感じでしたが、だいぶ状況が変わってきていますね。
iOSは中国を除いてシェアが減少傾向
一方、iPhoneのOSであるiOSはシェアが減少傾向です。
アメリカでは1年前に47.7%だったのが39.1%に大きく減少しており、シェアトップの座をAndroidに譲り渡しました。
日本でも2014年12月に60.2%だったのが2015年12月に54.1%になっています。
一方中国ではシェアを伸ばしており、21.5%から27.1%に上昇しています。アップルが正式に中国で販売を始めたのが大きいのでしょうね。
Windows Mobileはイギリスと中国を除いてシェアが減少
第3のOSであるWindows Mobileは全体的にシェアを落としています。
イギリスと中国ではシェアを伸ばしているものの、それぞれ7.4%→9.2%および0.7%→1.2%です。
もともとWindowsのシェアが比較的高かったフランスとイタリアでシェアを落としており、それぞれ11.6%→8.7%および12.7%→8.1%となっています。
ちなみに、日本では0.0%→0.0%だそうです。。。Windows 10 Mobileの登場で来年時点でのシェアがどうなるか楽しみです。
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