FREETELがつい先月発表した料金プランをリニューアルです。
スマートコミコミと呼ばれるこのプランは半年で新機種に交換できるプランです。
10月からのかえホーダイとの違いは、故障しても機種変更できたり、他社製スマホが選べるところです。
たった一か月でプランをリニューアル
驚きなのはたった一か月でプランをリニューアルしてきたところです。
10月に開始されたのがこちらのプラン:
大きく違うのが端末が故障した時の取り扱いです。
これらのプランでは、スマホは月払いのローンで購入するのですが、一定期間たつとローンの残金を支払うことなく次の機種を購入できます。ある意味、ローンの残金分で中古の端末を買取してくれて、次の機種のローンを開始できるというシステムです。
このため、以前の「かえホーダイ」では端末が故障あるいは破損していた場合は新しい機種への交換はできませんでした。買い取ろうとしている端末が故障しているのだからある意味当然といえば当然です。
一方新しい「スマートコミコミ」では、故障していたり破損していても1年が経過すれば新機種へ交換できるそうです。
「1年」というところがミソ?
ここで、故障や破損しても「1年」たてば交換可能というところがミソであるように思います。
通常の機種交換は「半年」なのに、故障および破損時は「1年」なのです。
スマホの入れ替わりは激しいので、発売後「1年」もたてばその機種はほぼ陳腐化しています。おそらく、そのころにはその機種の在庫がたくさんあり、買い取ってもほとんど価値はないのでしょう。したがって、破損している端末を回収してでもそのユーザーをMVNOとしてのFREETELにつなぎ留めておく方が大切と考えたのかもしれません。
しかしながら、「半年」だとまだまだその機種に価値はあるので、ここで故障した端末を回収するのは損なのかもしれませんね。
ちなみに、1年未満の場合は新品価格の20%の価格で最新機種へ交換できるとか。修理することを考えたらこっちの方が安いかもしれません。
Zenfone 3 等の他社製スマホも対象に
うれしいのは、かえホーダイではFREETEL製スマホしか選択肢になかったのが、スマートコミコミではZenfone3等の他社製スマホも対象になるそうです。
以前のブログ記事でも書きましたが、FREETELが今後も新機種をどんどん出していくとは限りませんし、すべてのユーザーの要求にこたえるスマホが存在するとは限りません。そんな中でFREETELのスマホしか選べないというのはある意味リスクを取ることになります。
他社製のスマホを選ぶことができればリスクを低くすることにつながりますのでありがたいことです。
スマートコミコミはどれくらいお得なのか?
正直、よくわかりませんでした。
公式ページの言い分としては、通常2,372円/月かかるところを1,590円/月で使える!としています。
しかしながら、よく読むと、1,590円なのは1年目で、2年目は2,590円になります。2年間の合計では安くなるのでしょうが、なんか腑に落ちません。3年目以降はまた安くなって2,080円です。
また、例えば1年後に機種変更した場合、機種変更後の料金は1年目の料金になるのか2年目の料金になるのかもわかりません。
どうやらFREETELのライバルの楽天モバイルやY!モバイルも同じような方式のようです。このややこしい料金体系はある意味、MVNOの3大キャリアかが進んでいるといえるのかもしれません。
2年縛りもあるようですし、すぐに飛びつくのではなくじっくり検討してからの契約がよさそうですね。
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