Lenovoからすでに発売されているSmart Tab P10はアレクサ対応スマートスピーカーにもAndroidにもなるタブレットで私も愛用しています。そんなLenovoのスマートスピーカーになるタブレットの新製品が発表されました。今回はアンビエントモード対応のGoogleアシスタント対応製品です。
Lenovo Tab P10 with Amazon Alexaに関するレビュー等の記事は以下のカテゴリを参照ください:
スマートスピーカーにもなるタブレット
今回発表されたのはYoga Smart Tab、Smart Tab M8、Smart Display 7の3つのタブレットです。
私はすでに発売されているSmart Tab 10を使っていますが、なかなか便利で気に入っています。
新製品のそれぞれ仕様は以下のようになっています:
Yoga Smart Tab | Smart Tab M8 | Smart Display 7 | |
CPU | Snapdragon 439(2GHz x 4コア + 1.45GHz x 4コア | MediaTek A22 Tab(2GHz x 4コア) | MediaTek 8167S(1.5GHz) |
RAM/ROM | 3GB or 4GB / 32GB or 64GB | 2GB / 16GB or 32GB | |
ディスプレイ | 10.1インチ@1920×1200 pixel | 8インチ@1280×800 pixel | 7インチ@1024×600 pixel |
重さ | 580g | 305g | 675g |
価格(ユーロを日本円換算) | 約35,000円 | 約17,000円 | 約15,000円 |
どれもCPUは控えめですが、この製品を買う人がものすごく重いゲームをやるとは思えないので妥当なところでしょう。最近のSnapdragonの400シリーズは昔と違って十分な性能を持っています。
Smart Display 7はバッテリーを内蔵しておらず、どちらかというと据え置きで使うスマートディスプレイのようです。
自立スタンド付きのYoga Tab
Yoga Smart Tabは自律四季の折り畳み式スタンドを内蔵したタブレットです。
このスタンドには穴が開いていて、フック等にかけて使うことができます。
このYoga Smart TabにはGoogleの新機能であるAmbient Modeが搭載されています。
これは、従来のロックスクリーンの代わりに、時間やGoogleアシスタントを使った予定等を表示したり機器を制御する機能がついているものです。
ただ時計と写真を表示するだけのロックスクリーンから、スマートディスプレイ的に電気等のOn/Offもできるようになります。
Googleアシスタント自体は常時稼働しているのでいつでもスマートスピーカーとして使えるものと思われます。
おそらくスタンドを立てるとロックスクリーンになるような設定もできたりするのではないでしょうか?
ドックに置くとスマートディスプレイ、外すとタブレットのSmart Tab M8
Smart Tab M8は充電ができるドックに置くとスマートディスプレイになり、外すとタブレットになるタイプの製品です。
ドック(スマートチャージングステーション)の上に置くと充電が始まるとともにスマートスピーカーであるグーグルアシスタントが立ち上がります:
ドックから外すと普通のAndroidタブレットとして使える仕組みです:
ディスプレイサイズは8インチなのでスマートディスプレイとしても場所を取らず、タブレットとしても気軽に使えるサイズです。
価格も2万円せずになかなかお買い得な製品ではないでしょうか?
タブレットにはならないスマートディスプレイ特化型のSmart Display 7
最後のSmart Display 7はバッテリーを内蔵しておらず、常に電源につないで使う製品です。
形的にも重さ的にもどこかに据え置きにして使うものですね。
かわりにスピーカーに5W x 2の出力が大きいものを搭載し、タブレットよりは良い音で音楽を聴けるようです。
今後はスマートディスプレイ対応タブレットが当たり前に?
最近のタブレットデバイスはスマートフォンの大型によって影を薄くしてきた印象があります。
今回発表されたGoogleのアンビエントモードはそんなタブレットをスマートディスプレイと統合してもう一度盛り上げようとする機能のような気がします。
今後のタブレットはこの機能をいかしたものが出てきそうです。
Lenovoの今回の製品は従来からLenovoが持っている技術をこの機能と統合したもので、意欲的な製品になっています。
もう一度タブレット市場が活性化すると面白いですね。
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