優れたソフトウェアと音質で満足度の高いSonos製品ですが、唯一といってもいい弱点がハイレゾ非対応という点でした。それが、2020年6月のアップデートでハイレゾに対応するという情報が。これは素晴らしいアップデートです。
Sonos Ampに関するその他の記事は以下のカテゴリを参照ください
Sonos S2のアプリとOSでハイレゾに対応
この情報はSonosの公式HPに公開されています。
それによると、2020年6月にリリースするSonos S2と呼ばれるアプリとOSで対応するオーディオ帯域を増やすとのこと。つまり、ハイレゾに対応するということです。
残念ながらDSDやPCMなどどのハイレゾに対応するという情報はありません。現在のところCD音質には対応しているので、ここから帯域を増やすということはハイレゾにはなるのでしょうが。。。DSDにも対応してくれると良いですね。
360 Reality Audioへの対応も?
英語版のengadgetのHPによると、もしかしてソニーの360 Reality Audioへの対応もS2であるのではないか?としています。
ここまでやってくれると既存のSonosユーザーはかなりうれしいですが、まずはハイレゾの192kHz/24-bit再生くらいは対応してくれれば満足ですかね。
Sonos S2の対応/非対応機器は?
残念ながらすべてのSonos製品がこのSonos S2に対応するわけではないようです。
公式HPによると、以下の製品がSonos S2に対応するそうです:
- Play:1
- Play:3
- Play:5 (Gen 2)
- Playbase
- Playbar
- Connect (Gen 2)
- Connect:Amp (Gen 2)
- One (Gen 1)
- One (Gen 2)
- One SL
- Beam
- Amp
- Port
- Boost
- Symfonisk
- Move
- Sub (Gen 1)
- Sub (Gen 2)
私の愛用しているAmpもしっかり対応しています。逆に、Sonos S2に非対応でありこれまでのOS(Sonos S1)にとどまるものは以下の製品だそうです:
- Zone Players
- CR200
- Bridge
- Connect (Gen 1)
- Connect:Amp (Gen 1)
- Play:5 (Gen 1)
Sonos S1の機器もバグ修正とセキュリティーパッチは受け取れる
残念ながらSonos S2にアップグレードできない機器もありますが、Sonosはそういった古い機器もサポートを続けてくれるそうです。
具体的には、バグ修正とセキュリティパッチの配布は続けてくれるそうです。
古い機器であればそうそうバグ修正はないでしょうが、セキュリティパッチの提供はありがたいですね。
S1とS2は別のシステムになる
もしS2にアップグレードできる機器とできない機器を持っていた場合、残念ながらS1とS2を同一のシステムとして扱うことはできないようです。
それぞれを別のシステムとして扱うことはできるようですが、たとえばS1とS2を1つのグループとして扱うことはできません。
もちろん、S1にとどまるという選択肢もあるので、S2の新機能が魅力的でなければアップグレードしないのも1つの手です。
かなり魅力的なプラットフォームに
ハイレゾに対応してくれれば特に日本市場ではかなり魅力的な製品になるのではないでしょうか。
まだまだ日本では影が薄い印象のSonosですが、これを機に普及してくれると既存ユーザーとしてもうれしいです。
(追記): ついにリリースされたのでアップデートしてみました
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