我が家のメインパソコンはSony VAIO S15の2012年モデル。かれこれ8年も使っている長老です。メモリを増設したり、HDDをSSDに交換したりしたのですが、そろそろ故障してもおかしくない時期。そこで買い替えることにしました。色々調べて迷ったのがASUSのZenBook 14とVivoBook Flip 14。どちらもコスパがいいパソコンですが、最終的にZenBook 14を買うことに。
意外と現役で使えるVAIO S15(2012年モデル)
我が家でメインで使っているパソコンはVAIO S15の2012年モデル。このパソコン、Core i7 3612qmを搭載する、当時としてはかなり性能のいいマシンでした。
そのおかげもあり、
- メモリを4GB→8GBに増設
- HDDをSSDに換装
することで今でも意外と現役で使えています。
ただ、そうはいっても8年もたっているのでいつ壊れてもおかしくない時期。そうなってしまっては困るので(ということを言い訳に)、新しいパソコンを吟味していました。
ASUSのZenBook 14とVivoBook Flip 14がよさそう
もはやデスクトップPCを買う気はなく、条件としては、
- ノートパソコン
- そこそこ小さくて軽い
- まあまあの性能でこの先長いこと使えそう
- タブレットにもなるといいな
- Officeはなくてもいいかな
というものでした。なんかやる気のない条件ですが、パソコンでゲームも動画編集もやらないとなると、この程度で十分なのです。
この条件で探すといろいろと候補は出てくるのですが、最終的に残ったのは最近発売されたばかりのASUSの2機種、ZenBook 14とVivoBook Flip 14です。
薄くて軽くて丈夫なZenBook 14
1つ目の候補がZenBook 14。この中のRyzen 7 + WPS Officeモデルです。
14インチディスプレイ搭載なのに、重さ1.25㎏、薄さ14.3㎜とかなり軽量薄型。それに加えてMIL規格準拠で丈夫なのがウリです。
CPUにはAMDのRyzen 7 4700Uを搭載しかなりの高性能。メモリは8GBでSSDは512GBです。メモリは16GBあってもいいかとは思いましたが、私のような使い方であれば8GBでも十分でしょう。
というか、CPUは無駄に高性能なくらい。Passmarkのベンチマーク値で比べると、これまでのCore i7 3612QMが4,403なのに対してRyzen 7 4700Uは13,879と3倍以上。どう考えても性能を使いきれなさそうです。
これだけの性能で価格が10万円ほどとかなりリーズナブル。長く相棒として使えそうです。
タブレットにもなるコンバーチブル型が魅力のVivoBook Flip 14
VivoBook Flip 14もスペック的には似通っています。
上位モデルはRyzen 7 4700Uに8GBメモリ、SSDが512GBとZenBook 14の候補と全く同じ。下位モデルはRyzen 3 4300Uですが、SSDが256GBなのが少し不満。性能的にはPassmarkが7,866と十分なのですが。
ZenBook 14との違いはタッチパネル+コンバーチブルである点。ディスプレイが360度回転し、タブレットのように使えます。
ただ、その分重さと厚みは増大。重さが1.55kg、厚さは1.8㎜あります。それでも今まで使っていたVAIOの2㎏、2.39㎜よりはずっと軽くて薄いのですが。
価格はこちらはWPS Officeで10万円を切るくらい。やっぱりコスパは抜群です。
ZenBook 14を選んだ理由
いろいろ悩んだ結果、最終的にはZenBook 14を買いました。その理由は以下のようになります。
軽いは正義
やっぱりノートパソコンは軽くてなんぼです。室内でしかほぼ使わないとはいえ、常時設置するわけではないので、取り出しにはやはり軽いほうが楽。
これまでのVAIO S15は2㎏あったので大変でした。これでアメリカに行ったりオーストラリアに行ったりしましたが、今考えるとよくやっていた。。。
VivoBook 14の1.55㎏だとあまりインパクトがありませんが、ZenBook 14の1.25㎏だとかなり軽量化されそうです。
MIL規格に対応
上でも書きましたが、ZenBook 14はMIL規格に対応しています。
これは米国国防省が定める軍事規格で、これに準拠したノートパソコンは通常のものよりもタフ。長く使えると思いました。
画面占有率90% vs 82%
ZenBook 14は狭額ディスプレイで、画面占有率が90%もあります。
VAIO S15もその当時にしては頑張っていたのですが、比べるとかなりやぼったいです。
VivoBook Flip 14も画面占有率が82%と頑張ってはいるのですが、タッチパネルのせいなのかコンバーチブルのせいなのかZenBook 14にはかないません。
画像認証 vs 指紋認証
どちらもWindows Helloに対応した生体認証機能を持っているのですが、ZenBook 14がカメラを使った画像認証なのに対して、VivoBook Flip 14は指紋認証。やはり画像のほうがひと手間少なくて使いやすいです。
マスクを着けていると認証できないかもしれませんが、基本家で使う予定なのでいいかなと。
バッテリーの持ち21.1時間 vs 11.3時間
バッテリーの持ちが全然違います。ZenBook 14が公称21.1時間なのに対してVivoBook Flip 14は11.2時間と倍ほどの違い。
どちらも今まで使っていたVAIO S15の公称5.5~8時間に比べれば長いわけですが、ZenBook 14は圧倒的です。
それにしても、VivoBook Flip 14のほうが重いのになんでこんなに駆動時間が違うんだろう?タッチパネルが電気を食っている?コンバーチブルのためにバッテリーが小さくなっている?
充電・ディスプレイ出力対応USB-C端子
ZenBook 14のUSB-C端子は本体の充電およびディスプレイ出力に対応しています。が、なぜかVivoBook Flip 14は対応していません。
似たような機種なのになぜ対応していないのかはわかりませんが、これからの充電はUSB-Cになっていくでしょうから、やはり対応していたほうがベター。
ディスプレイ出力のほうはどちらもHDMI出力があるものの、これもUSBにそのうち統一される気がするので、USB-Cもあったほうがいいと思いました。
ZenBook 14を少しずつレビューしていく予定
そんなわけで8年ぶりにメインのノートパソコンを買い替えました。
ZenBook 14を少しずつレビューしていく予定です。
追記:レビュー始めました:
コメント