9To5 Googleによると、Android 6.0 MarshmallowによってNexus 5のスタンバイ時間がほぼ3倍に伸びたそうです。
スタンバイ時のバッテリー消費を抑えるというのはAndroid 6.0 Marshmallowの目玉の1つですが、実際に3倍近く伸びたというのはすごいですね。
スタンバイ時間の改善はAndroid 6.0 Marshmallowの目玉の1つ
Android 6.0 Marshmallowには様々な新機能が搭載されますが、スタンバイ時のバッテリー消費の改善は目玉の1つです。
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“Doze”モードと呼ばれるこの機能は、スタンバイ時にアプリの動作頻度を下げることによりバッテリー消費を抑えるというのがその内容です。
Nexus5での実測でバッテリー持続時間が約3倍に
この記事によると、Nexus 5のスタンバイ時のバッテリーの残量が以下のように推移したとのことです。
8時間後 | 24時間後 | 48時間後 | 推定されるスタンバイ状態持続時間 | |
Android 5.1.1 Lollipoop | 96.0% | 87.95% | 76% | 200時間 |
Android M DP 1 | 98.5% | 95.5% | 91% | 533時間 |
スタンバイ時のバッテリー消費が大きく抑えられていることがわかります。なんと48時間たっても9%しか消費していません。
このデータから推測されるスタンバイ状態の持続時間は2.66倍にもなっています。
かなりインパクトの大きな数字です。
すべてのAndroidスマートフォンで同様の結果になるとは限らない
ただし、すべてのAndroidスマートフォンで同様の結果になるとは限りません。
メーカー製のAndroidスマートフォンには独自の機構が搭載されていることがあり、それがAndroid 6.0 Marshmallowの”Doze”と同様の動きをしていることがあります。
その場合、Android 6.0にアップグレードできたとしても、バッテリー持続時間があまり変わらないという結果になるかもしれません。
Nexusデバイスを使っている人にとっては間違えなくスタンバイ時のバッテリー消費を抑えてくれそうなので、Android 6.0 Marshmallowの登場が待ち遠しいですね。
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