無事にセットアップが完了したSonos Arcですが、我が家のテレビ壁寄せ台の棚は幅が狭く、どうも不格好で安定性が悪いのが気になりました。そこで、テレビのVESAマウントを利用してテレビに吊り下げることに。かなりすっきりと設置することができたと思います。
レビューも含めたSonos Arc関連の記事はこちらを参照ください:
SonosのハイエンドサウンドバーであるSonos Arcに関するレビュー記事です。
見た目が不格好かつ不安定な設置に不満
Sonos Arcを設置した姿はこんな感じです。
Sonos Arcが横幅1,141.7mmなのに対し、我が家のテレビ壁寄せ台の棚は幅が短く、かなり不格好です。
また、インシュレーターを下に置いていますが、サウンドバーの端を押すと簡単にずれそうで、最悪落下の危険も考えられます。
このため、設置を改善したいと考えるようになりました。
VESAマウントを利用してテレビから吊り下げる器具が存在!
何かいい手はないかと探したところ、同じ問題を抱えている方がいるらしく、VESAマウントを利用してテレビからサウンドバーを吊り下げる器具があることがわかりました。
VESAマウントとはテレビやディスプレイの裏に用意されるネジを利用して何かを取り付けるためのものです。共通規格になっており、VESA規格に対応した商品同士であれば、ネジ穴の位置が同じであり、いろいろと便利に使えます。
たとえばテレビを壁につけたり、私のように壁寄せ台にテレビを設置したり、モニターアームをつけたり、あるいは小型パソコンをディスプレイの裏につけるのにも使われています。
このVESAマウントを使ってサウンドバーをテレビから吊り下げてやろう、という商品が売られており、日本のサンワダイレクトからも発売されています。
Eonoのサウンドバーマウントキットを購入!
私はサンワダイレクトではなく、Eonoというメーカーのサウンドバーマウントキットを購入しました。
こちらを購入した第1の理由は価格が安かったからです。
また、サンワダイレクトのが耐荷重6kgなのに対し、Eonoのは12kgだったのも理由になります。
Sonos Arcは重さが6.25kgあり、微妙にサンワダイレクトの耐荷重より重いんです。。。
これくらいであればマージンを取ってあるとは思うのですが、念には念を入れて。ただ、Eonoの言い値が正しいかという問題も。。。
早速開封、組み立て、設置
例によってAmazonで注文したのですぐ届く、と思いきやなぜか2日かかりました。珍しい。
こんな感じで小さいけどずっしりした箱が届きます。
「10年品質保証」となっていますが、本当でしょうか?
中身はこんな感じです。
部品数はそれほど多くないものの、完全にバラバラにされています。コストを抑えるためなのでしょうが、ここくらいは組み立てておいてくれよ、と思うところがなくもなかったです。
Amazonの写真だとペラペラに見えますが、実物はしっかりとした厚みがあり丈夫そうです。これならサウンドバーを吊り下げても大丈夫そう。
組み立てと設置の説明書は日本語で書かれており、わかりやすかったです。
ちゃんとネジの1つ1つに番号が振ってあり、その番号ごとに個包装になっているため、迷うことなく組み立てられました。
ちなみに、片方がねじ回し、片方が六角レンチになっている工具がついていますが、工具は別途用意した方がやりやすかったです。
まずはテレビのVESAマウントの幅に合わせて縦棒と横棒を組み合わせます。こんな感じで実際のテレビのVESAマウントに合わせてはかります。
完成品がこちら。縦棒は薄いので、テレビの壁寄せ台のパーツとは干渉しません。
下に飛び出ているネジは、横棒の高さを調整するものであり、サウンドバーの高さの微調整やサウンドのバーの水平をとるのにも使います。これがあることで非常に便利でした。
ここまでできたらテレビのVESAマウントにつけ、テレビをテレビ壁寄せ台に戻します。
このとき、VESAマウントに対して縦棒のどこをネジ止めするかで横棒、つまりサウンドバーの高さが決まります。できるだけテレビに近づけたいところですが、やりすぎると干渉することに。
トライ&エラーを繰り返すか、しっかりと事前に測定して決める必要があります。
このときに役立つのが先ほど説明した、高さを微調整できるネジです。テレビからマウントを外さなくても高さが微調整できるので、作業がはかどります。
なお、ネジが下に飛び出しているのが不格好に見えますが、サウンドバーを設置すると隠れるので最終的には問題ありません。
次に、サウンドバーを抱きかかえるパーツを組み立てます。といっても、2つの部品を組み合わせるだけですが。
サウンドバーの奥行きに合わせてこの腕パーツの長さを変えられるので、さまざまなサウンドバーを設置可能です。Sonos Arcも余裕でした。
また、サウンドバーが接する部分は柔らかい部品でできており、傷にも配慮されています。
ただ、この可動部品を止めるのがネジ一本だったので、壊れるとしたらここかな、とも思います。
後はこの部品をマウント本体に取り付け、サウンドバーを乗せるだけです。
棚の上にのせていた頃に比べるとかなりすっきりしました。
ちょっとだけマウントの縦棒が見えますが、それほど気になりません。もっと横棒の位置を追い込めばほとんど見えないようにもできると思います。
また、できれば水平器を使って水平を確認し、高さ調整ネジで調整した方が良いのですが、そこまではやっていません。スマホアプリの水平器もあるのでSonos Arcの上にスマホを載せれば簡単にできそうですけどね。
テレビの壁寄せ台を使っているならぜひ使いたいサウンドバーマウントキット
今回買ったサウンドバーマウントキットにより、Sonos Arcがかなりすっきりと設置できました。
テレビの壁寄せ台を使っている方や、テレビを壁につけているけどサウンドバーを追加で壁につけるのは難しい方におすすめです。
Sonos Arcに限らず大抵のサウンドバーに対応していると思います。
日本メーカーがいい方はサンワダイレクトが良いかと。
[amzon asin=”B08Q35PRSX” kw=”VESA サウンドバー”]
いずれにせよ、サウンドバーの設置場所を拡張してくれる素敵なアイテムですので、ぜひ検討してみてください。
次回は音質や機能などについてレビューしたいと思います。
追記:書きました
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