スマートフォンの操作を音声による会話で行えるAppleのSiriはデビュー当時はかなりの話題になりました。
その後、Google AssistantやAmazon Alexaの登場とともにこの分野も競争が激しくなり、AppleとしてはSiriの強化が必要と判断したようです。
XiaomiやHuaweiに採用されるGoogle Assistant
Googleのインテリジェントアシスト機能であるGoogle AssistantはすでにGoogleのPixelシリーズに搭載されています。
さらに、XiaomiやHuaweiが採用を決めており、今後Google Assistantを搭載したスマホを発売する予定があるそうです。
また、スマホ以外にもGoogle Homeスピーカーと呼ばれるGoogle Assistantを搭載したスピーカーも発売しています。これならスマホを手に取らなくても、リビングのどこかに置いたスピーカーに話しかけるだけで情報を得たり操作を行うことができます。
LGと家電分野に進出するAmazon Alexa
一方、AmazonのAlexaはLGに採用されるそうです。
LGは、スマホだけでなく、家電にもAlexaを搭載しようとしているそうで、たとえば冷蔵庫にAlexaを搭載することでレシピの検索、音楽再生、Amazonへの注文が可能になるとか。
また、次期フラッグシップスマホであるLG G6にもAlexaを搭載するといわれています。
冷蔵庫だけでなく、サーモスタットや洗濯機といった機器にもAlexaを搭載する予定があるそうです。
また、スピーカー型デバイスとしてはAmazon Echoをすでに発売済みです。
他社に比べて出遅れ感のあるSiri
これに比べ、AppleのSiriは、内部的には賢くなっているのでしょうが、まだiPhoneやiPadという枠を超えられていません。
こういったホームアシスタント機器は、単一のスマホだけで動作するのではなく、複数機器が連携するところに嬉しさがうまれるのだと思います。
その意味では、iPhone8においてAppleがSiriを強化しようとしているのは理にかなっているのかもしれません。
Amazon Alexa, Google Assistant, Apple Siriに互換性がほしい
ユーザーとしては、できれば各社のインテリジェントアシスト機能が連携してくれるとありがたいのですが。。。
たとえばAmazon Alexa対応の家電でそろえたのに、新しくほしい家電がGoogle Assistant対応だと連携してくれないのは悲しいです。
そのうち淘汰はされていくのでしょうが、1つだけに収束すると思えず。
また、そもそもどの会社もまだまだ生活に必須な機能としてはアピールできていないのではないかと思います。あれば便利だし楽しいけど、なくてもいいよね、という状態です。これを打破する画期的な機能を提案したときにまたこの市場が動き始めるのかもしれません。
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