フリーテルが2016年の方針や施策を発表しました。
かなりアグレッシブに攻めていく姿勢が見て取れましたが、私が気になったのは1時間以内の端末配送や、スマホの買取を開始するという2つの施策です。
2016年はSIMカード販売とSIMロックフリースマホ販売で首位を目指す
発表によると、2016年の目標はSIMカード販売とSIMロックフリースマホ販売で首位を目指すことだそうです。
SIMカード販売
このために、SIMカード販売については、新たなSIMカードのプランを発表するそうです。段階的に料金が上がっていく面白い仕組みを取り入れているFREETEL SIMですが、さらに新しいプランを出してくれるのでしょうか。
SIMロックフリースマホ販売
SIMロックフリースマホ販売については、今年も様々な端末を発表していくそうです。
この発表会で明かされたのは、大容量バッテリー搭載のPriori 3S LTE、2画面折り畳みスマホのMUSASHI、シンプルなガラケーのSimple2の3種類です。
さらに、SAMURAIシリーズの新機種も2月末に開催されるMobile World Congress(MWC)で発表予定だとか。
高いコストパフォーマンスで雅も極も話題になりましたので、次の機種も期待が持てますね。
また、海外展開も急速に進んでおり、カンボジアに年間50万台、アメリカに80万台規模で本格展開していくそうです。
購入した端末を1時間以内に配送するサービスを開始
そして、面白い試みとして、購入した端末を1時間以内に配送するサービスを開始予定だそうです。
さすがに、提供できるエリアから対応していくとのことで、全国どこでもということはないようですが、急にスマホが故障して困るということはありがちなので、いざというときにはありがたいサービスです。
同じようなサービスはAmazonがPrime Nowとして提供しています。Amazonでは料金が890円かかりますので、フリーテルのサービスもやはり追加料金が必要になるのではないかと思います。
端末購入時に使っているスマートフォンを買い取ってくれるサービスを開始
もう1つの興味深いサービスとして、端末購入時に現在使っているスマートフォンを買い取るサービスを開始するそうです。
SIMロックフリー端末のいいところの1つに、3大キャリアから購入するのと異なり、2年縛りがなく、好きな時に機種変更ができるという点があります。
とはいえ、先立つものがないと新しい端末も買えないわけですが、買取店にわざわざ出向くのも面倒です。新しい端末の購入と古い端末の買取を1回の申し込みでやってくれるならそれに越したことはありません。
できれば、FREETELの端末を買い取る場合は高めに買い取ってくれるとか、そういうサービスがあるとうれしいですね。次もFREETELにしようという気が起こる気がします。
今年もSIMロックフリー/MVNO業界の話題の中心となるか?
2015年はSIMロックフリースマホやMVNOが大いに盛り上がった1年になりました。
この勢いは2016年も続いていくのでしょうが、その中でFREETELが中心となっていけるといいですね。
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