Sonos Arcは優れたサウンドバーであり、オーディオ機器としても素晴らしい音を出してくれます。しかしながら、やはり筐体の大きさの制限から、低音にはどうしても限界が。そこで、Sonos純正のサブウーファーであるSonos Subを導入することにしました。まずは開封からセットアップまでについてです。
レビューも含めたSonos Arc関連の記事はこちらを参照ください:
SonosのハイエンドサウンドバーであるSonos Arcに関するレビュー記事です。
薄くて重い箱が到着
Sonos Subはこのような姿で届きました。
化粧箱に対してぴったりの段ボール箱で包まれています。
Sonos Sub自体、薄い筐体が特徴ですので、私が使っていたYAMAHAのNS-SW500のように四角くてでかい箱ではありませんでした。
Sonos Sub、開封の儀
段ボールの上を開けると化粧箱が顔をのぞかせます。ところで「SONOS」って、上下反転させても「SONOS」なんですね。
蓋を開けると16kgもあるから注意してね、という表示と持ち上げ方が書かれています。
包装にはできるだけ発泡スチロールを使わないSonosも、さすがに16kgのものには発泡スチロールが必要なようです。
上部には付属品が入った箱が設置されています。
中身は電源ケーブルとマニュアル、それに本体を拭くためのクロスです(カッターナイフは自前)。
ピアノブラック的なピカピカした表面なので、指紋などがつきやすいのでしょう。
Sonos Subを箱から取り出すと、黒い布に覆われていました。AmpやArcも同じだったので、これがSonosのアイデンティティーでしょうか。
布から取り出すと本体が出てきます。
ピアノブラックな塗装がかっこいいです。
持ち手はデザインポイントでもある、中央の空間の上部でした。NS-SW500などは持ち上げるのに持つ場所がなくて苦労しましたが、Sonos Subは楽です。同じ16kgくらいなのに軽く感じます。
ところで、Sonos Subのスピーカーコーンってどうやって設置されてるんだろう?と思ったことはないでしょうか?私は不思議でした。
実は、この中央の空間の左右に楕円形のコーンが向かい合わせで設置されているんです。
向かい合わせで設置することにより筐体が振動しないという触れ込みでしたが、確かにその通りでした。
てっきり円形のコーンだと思っていたので、まさかこういう形だとは思わず。。。サブウーファーなのに楕円形のコーンというのは珍しくないですかね。
端子はすべて底面にあります。
といっても、電源端子と有線LAN端子のみとシンプルです。
音声入力端子は一切なく、Sonosとの組み合わせでネットワーク越しに使うことしかできません。
相変わらずアプリのセットアップはかんたん
設置が終わったらアプリを使ってセットアップします。
アプリを立ち上げるとBluetoothかなにかで勝手に見つけてくれるので、「追加する」を押します。
Sonos Arcの時と同じく、スマホをタッチすることで設定ができます。
ソフトウェアアップデートが走りましたが、それが終わると追加完了です。非常にシンプルかつわかりやすいですね。
Sonos Subをどこに追加するか聞かれます。複数のSonos製品を部屋ごとに置いていても安心です。
私の場合はArcしかないので、こう聞かれます。複数のArcを同じ部屋に置いていても大丈夫なように、音を出して確認することもできるようです。
ちょっと待てば追加完了です。
Sonosの自動音質調整技術のTruePlayはSubを設置後に再び実行する必要があります。出る音が変わるのだから当然ですね。
追加が終わると、「リビングルーム(+Sub)」のように、Subが設置されたことが表示されます。
Sonos Subの音量はTruePlayが自動的に調節してくれますが、手動で変えることもできます。
サブウーファーの位相を調整するための「配置の調節」はグレーアウトされています。TruePlayで自動調整してくれるのでしょうね。
Sonos Arc + Sonos Subのシステムが完成!
そんなわけで、全く苦労することなく、Sonos ArcにSonos Subを加えたシステムが完成しました。
リクライニングチェに座りながら撮影したので足が映り込んでいてすみませんが、こんな感じです。
ちなみに、テレビのサイズは48インチです。Sonos Arcに合わせるなら50インチ以上の方が良いかもしれませんね。
Sonos Subを買う方は少なくともSonos製品をアプリでセットアップした経験があるでしょうから、Sonos Subも迷うことなく設定できると思います。
Sonosらしくしっかりと作り込まれたソフトウェアで、わかりやすかったです。
次回はSonos Arc + Sonos Subの音質や機能についてのレビューを書きたいと思います。
追記:レビューを書きました
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