前回の記事で、IKEAにSymfoniskと専用スタンドを注文し、無事に自宅に届きました。開封および組み立て、セットアップをしていきたいと思います。
レビューも含めたSonos Arc関連の記事はこちらを参照ください:
SonosのハイエンドサウンドバーであるSonos Arcに関するレビュー記事です。
以外と重量感のあるスタンド、軽いSymfonisk
Symfoniskは、何というか、スニーカーの箱のような段ボール箱に入っていました。
専用スピカースタンドも同じノリです。
棒が長い分、スタンドのほうが箱は大きかったです。
Symfoniskの箱の中はこんな感じ。
やっぱりスニーカーみたいです。
Sonos製品はAmp、Arc、Subのすべてが専用の布に包まれていましたが、Symfoniskはビニールに包まれていました。このあたりもコストを下げるためのなのでしょうね。
同梱品は、本体、電源ケーブル、LANケーブル、マニュアル類です。
LANケーブルはえらく短いのですが、役に立つのだろうか?
一方、スタンドはこんな感じで、棒部分が大部分を占めています。
付いている部品は、スタンド、2つに分かれた棒、スピーカーのブラケット、ネジ類です。
スタンドの裏には傷防止のシリコン的なものが付いています。結構重量感があります。
しょぼいながらちゃんと工具が付いているところがIKEAっぽい。そして、両端に六角があるのが素晴らしい。
組み立てはかんたん、安定性はいまいち
スタンドの組み立てはIKEA特有の、1つも文字がない絵だけで説明するマニュアルでおこないます。
といっても、このSymfonisk専用スタンドは構造がシンプルなので、迷いなく組み立てることができました。
組み立て終わった姿がこちら:
残念ながら電源ケーブルが棒の中を通るようなものではなく、しっかりと外に出ています。
さらに、後ろ側に回すのではなく、しっかりと前側を通すタイプで、ちょっといまいちです。棒にそわせるためのブラケットがあるのがせめてもの救いでしょうか。
ただ、見た目はすっきりしていて小さく、家のインテリアを邪魔しません。
ちょっと困りかけたのは電源ケーブル。
Symfoniskにはあまり長くないものがついているため、スタンドにそわせるとそれ以上伸ばす余地があまりありません。
別途3.5mという長いケーブルが売っているので、必要であればこちらを要した方が良いかもしれません。
私は普通の延長ケーブルで対処しました。
全体的に、スタンドの安定性は良くなく、高級感はあまりありません。
スタンドはスタンドこそ重くてしっかりしているものの、棒部分は触れると揺れます。また、Symfonisk本体もチープ感のあるプラスチックでできていて、スピーカーとしての高級感はありません。
なんというか、IKEAのキッチンやお風呂用品みたいな素材です。
高級感を求めるなら、高くてもSonos Oneと専用スタンドを使った方が良いでしょう。
私はリアスピーカーにそこまで求めませんので、これで十分です。
ちなみに、スピーカーサランネットの上にあるブランドタグは、サランネットを外すためのとっかかりにもなっています。
開けるとこんな感じです。
…なんというか、サランネットを外すとさらにチープ感が増すので、つけておいた方が良いかと思います。
前面バスレフなのは好印象です。
セットアップはかんたん
SymfoniskをSonos Arcのリアスピーカーとして追加するのは、いつものSonosアプリからやる手順と同じです。
まずは、SonosアプリからSymfoniskを探し、追加します。このとき、Sonos Arcと同じ部屋に追加することを忘れずに。
2本追加すると、Symfoniskをサラウンド用のリアスピーカーとして追加するか聞かれるので、「サラウンドとして使用する」を選択します。
右/左のSymfoniskを選択すると、追加完了です。
我が家では、Sonos Arc/Subはブラック、Symfoniskはホワイトを使っているのですが、その色がちゃんとアプリに出ているところにこだわりを感じます。
リビングループに4つのSonos製品が登録されました。
もちろん、登録が終わったらTruePlayをやり直したほうが良いです。
ちなみに、Symfoniskをサラウンドスピーカーとして登録すると、Sonos Arcが親になり、Symfoniskはその子どもになります。
このため、たとえばiPhoneからAirPlayするときにはSonos Arc(というか部屋の名前)しか表示されず、Symfoniskからだけ音楽を再生させるということはできません。
リアスピーカーのON/OFFはサラウンドオーディオの「サラウンド」から設定できます。
Symfoniskの消費電力は低い
2台もスピーカーを追加したため、消費電力が気になるところですが、Symfoniskの消費電力は低かったです。
まず、スタンバイ状態での消費電力は2.4Wでした。
音楽再生中でも3.5Wです。
このため、Symfoniskを2台追加してもスタンバイ状態では一日5円~6円、音楽再生中では一時間あたり0.15円と、それほど気にすることのない消費電力であるといえるかと思います。
チープ感はあるものの、組み立てとセットアップはかんたん
Symfoniskと専用スタンドは、IKEAらしいシンプルな見た目でチープな素材感でした。
ただ、組み立てやセットアップは迷いなくおこなうことができ、手軽に導入できるかと思います。
スピーカースタンドは重くてしっかりしたものに限る!という人にはおすすめできませんが、そこまで求めない人には十分かと。
次回は音質や使い勝手等についてレビューしたいと思います。
追加: 音質などのレビューを書きました。
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