肩こりの改善にはキーボードの打ち方改善が効果的です。鍵盤(キーボード)を大量に打つピアニストに学びましょう。記事はこちら。

Raspberry pi用 I2S DAC – Allo Piano 2.1 HI-FI DAC + Kali Reclockerの購入

HD-AMP1とMate9を接続 オーディオ

前回の記事でI2S DACを試すことを決め、候補を挙げました。

https://gadgetsmartphone.net/raspberry-pi-%E5%90%91%E3%81%91i2s%E6%8E%A5%E7%B6%9A%E3%81%AEdac%E3%81%AE%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E3%81%A8%E3%81%BE%E3%81%A8%E3%82%81/

色々悩みましたが、最終的には Allo Piano 2.1 HI-FI DAC を購入することに。

さらに、Alloの Kali Reclocker という製品も併せて購入することにしました。

Piano 2.1 HI-FI DACを選んだ経緯

色々悩んで考えた経緯はこんな感じです。

1. DACチップによる選定

候補が多すぎるのでまずはざっくりと搭載しているDACチップで選定することにしました。

使用しているMarantzのHD-AMP1にはESSのES9018K2Mが搭載されています。このため、同じESSだと同じような系統の音になるかと思い、ESSは避けることに

これにより、Sabreberry等が候補からはずれました。本当はSabreberryには興味があったのですが。。。ESS同士で比べるのも面白そうなので、後日機会があれば試したいと思います。

2. クロックオシレーターによる選定

前回の記事にも書いたとおり、I2S DACにはクロック発振器がボード上にあるものとないものがあります。

https://gadgetsmartphone.net/raspberry-pi-%E5%90%91%E3%81%91i2s%E6%8E%A5%E7%B6%9A%E3%81%AEdac%E3%81%AE%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E3%81%A8%E3%81%BE%E3%81%A8%E3%82%81/

ボード上にあるもののほうが高音質なようで、それほど大きな価格差もないので、クロックオシレーター付きのものを選ぶことにしました。

残った候補からTerra-Berry DACを選択!しかし…

これらの点から残ったのは、

  • HiFiBerry DAC+ PRO
  • msBerryDAC
  • Terra-Berry DAC
  • Allo Boss DAC

の4つになりました。

これらを比べて、とにかく最もスペックが高いモノの方が後悔がないと思いTerra-Berry DACを選ぶことに決めました。

しかしながら、販売サイトを見てみるとずっと品切れ状態。サポートに質問したところ、なんともう予定数がすべて売り切れで終売だそうです。これはショックが大きいです。。。

(追記): Terra-Berry 2 DACが発売になるみたいです。チップ構成は同じでボードの設計を見直しているようですね。

(追記2): Terra-Berry 2 DACを予約しました

https://gadgetsmartphone.net/raspberry-pi-3-%e7%94%a8-dsd-11-2mhz%e5%af%be%e5%bf%9c-i2s-dac-terra-berry-2-dac-%e3%82%92%e4%ba%88%e7%b4%84%e3%81%97%e3%81%be%e3%81%97%e3%81%9f/

次に日本での販売ということでmsBerryDACを選びましたが、こちらも品切れ状態。設計者のHPを見てましたが、次回入荷もわかりませんでした。

そこで、残ったHiFiBerry DAC+ PROとAllo Boss DACを比べ、なんとなく設計がこだわっていそうなAllo Boss DACがいいかな?と思い始めていました。

Kali Reclockerを発見

そこでAlloのHPを見ていたところ、面白い製品がありました。

Kali Reclockerという名前のこの製品、Raspberry piとI2S DACの間に挟んで使います

そして、Raspberry piから送られてきたI2S信号をバッファに蓄え、それをKali上にある高精度クロック信号に同期させてDACに送ります。これにより、DAC上に高精度クロックオシレーターがなくても、ジッターを小さくして音楽再生が可能になるそうです。その名の通り、「クロックを作り直す」のですね。

測定できたジッターは3psほどだそうですが、そもそも測定器が1psほどの精度しかないので実際はもっと低いのではないか、とのことです

ちなみに、Boss DACのほうのジッターは0.63psだったそうですが、1psとは光の速さでも1mmしか動けないほどの時間なのでこのレベルで差を気にする必要はないそうです。

また、電源を外部から供給することができ、それをDACとRasberry piの両方に供給することができます。品質のいい電源を接続すればさらに高音質にできそうです。

KaliをPiano 2.1と組み合わせれば最強?

このKaliに対応したDACの1つに前回の記事に出てきたPiano 2.1 HI-FI DACがあります。

この製品はサブウーファーとの組み合わせやデュアルモノモードなど面白い機能が色々あるのですが、クロックオシレーターがボード上にないのがいまいちでした。

その問題がKaliと組み合わせることで解決できる!ということでこの製品を選ぶことに。

Volumio Shopで購入

当然ながらこんな変わった製品は日本では買えないので海外の通販対応サイトで買うことに

VolumioのHPにVolumio Shopという通販サイトがあり、そちらでPiano 2.1 + Kali + 電源のセットが割引価格で売っていました(HP)。電源もAllo製で相性もよさそうですし、品質もよさそうです。

ちなみに、Alloの公式サイトではKaliが75ドル、Piano 2.1が49ドル、電源が11ドルで合計135ドルのところを、113ドルで購入できました。

支払いはPayPalを使って簡単に決済できます。もちろん、住所等は英語で書かなくてはいけませんが、ちょっとググれば書き方がわかるので簡単です。

あとから気づきましたが、Alloの公式ショップのほうはRaspberry pi + Kali + Piano 2.1が収納できるケースが売っていました。Volumio Shopにはなかったので、ケースがほしいならそちらのほうがいいかもしれません。

注文は完了、あとはお届け待ち

特に困ることなく無事に注文できました。即日発送通知が届き非常に安心です。ちなみに、送料は3000~4000円ほどでした。

あとは無事に海を渡って届くのを待つだけです。3日から5日ほどでつくそうですが、果たして。。。

(追記): 到着しました

https://gadgetsmartphone.net/allo-piano-2-1-hi-fi-dac-kali-reclocker%E3%81%AE%E5%88%B0%E7%9D%80%E3%81%A8%E3%82%BB%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97/

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