SX-S30 の良いところと悪いところ

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Pioneer SX-S30

SX-S30を買ってから10日ほどたったので、これまでに気づいた良いところや悪いところをレビューしたいと思います。

全体的には軽快に使える良い機器だと思います。

◎スマホアプリとの親和性が高い

一番気に入っているところはスマホアプリでの使いやすさです。

SX-S30をネットワークスタンバイにしておけば、アプリから電源を入れたり消したりもでき、すべてスマホで操作が完結します。しかも、ネットワークスタンバイ中の消費電力は2.5W。1Wの機器を1か月つけっぱなしにするtお20円くらいらしいので、50円くらいでしょうか。これくらいならつけっぱなしにしてもいいかな、という気になります。

前に使っていたHEOS Linkは電源はアプリからつけられるけど消すのはできず、20分くらいたって勝手にスタンバイになるのを待つという謎仕様でした。

さらにうれしいのが、Pioneer Remote Appという専用アプリだけでなく、Play-FiやAmazon Musicアプリからも電源がONにできる点です。つまり、Pioneer Remote Appで電源をつけてからほかの音楽アプリで再生、ではなく、直接Play-Fiなどから音楽再生を開始するだけでスタンバイが解除されるんです。ちょっとしたところですが非常に便利です。

〇MCACCによる音場補正が強力

半信半疑で使ってみたMCACCですが、思っていたよりも効果はあります。

AVアンプで培った技術なんでしょうが、2.1chでも有効です。

音がぶ厚くなる気がします。試してみる価値ありです。

〇最近の音楽ソース全部入り

USB-DAC機能以外は最近求められる音楽ソースは全部対応しているんじゃないかと思うくらいの充実っぷり。

これがあればほぼくいっぱぐれることはないかと。

◎HDMIによるテレビとの接続が便利

SX-S30はテレビとHDMIで接続することで、電源や操作が連動します。さらに、ARCに対応していればテレビの音声がSX-S30に接続されます。

何が便利かって、テレビをつければSX-S30の電源も入り、テレビを消せばSX-S30の電源も切れ、テレビのリモコンで音量を変えればSX-S30のボリュームも変わる点です。

テレビとオーディオは光デジタルケーブルで接続する手もあるのですが、この場合はボリューム操作は別になってしまいます。音量を変えたいときにテレビのリモコンとSX-S30のリモコンを持ち帰るのはちょっと面倒です。

電源連動も、あれをつけてこれをつけてと面倒なことをしなくても一発でいけるところが便利です。

×HDMI CECの挙動が不安定

上で称賛したHDMI接続ですが、どうも不安定です。

そもそも、テレビの電源をいれてもSX-S30の電源が入らないことがあります。この場合はテレビのスピーカーから音が出るので実害はないのですがどうも気持ち悪い。

さらに気になるのが、テレビの電源を入れるとSX-S30の電源が入るところまでは良いのですが、なぜかテレビの入力がSX-S30が接続されているHDMI端子に切り替わります

SX-S30を付けたらテレビがつく、のであればこれで良いのですが、テレビをつけたらテレビをみたいわけで、SX-S30に切り替わってほしくないのです。パイオニアに問い合わせたらそういうものです、当たり前です、的な回答でした。うーん、せめて設定で変えれるようにしてほしかった。

しかも、これも切り替わるときと切り替わらないときがあって不安定。何か条件があるのかもしれませんが、一切説明書には書いてないし、よくわかりません。

×特定のスマホからのPlay-Fi再生やChromecastが不安定

以前の記事でも書きましたが、HuaweiのスマホからPlay-FiやGoogle Castが不安定になります。

Chromecast built-inやDTS Play-fiの音楽ストリーミング再生が止まるのはHuaweiスマホの省電力機能が原因でした
せっかくAmazon Music Unlimitedの快適な再生環境を構築しようと思ってSX-S30を買ったのですが、HEOS Linkを使...

Pioneerに問い合わせてもHuaweiに問い合わせても、うちは悪くないという対応で、あまり真剣に取り合ってもらえませんでした。

Androidスマホもアプリもたくさんあるので、すべての組み合わせを検証しきれないのは確かなのでしょうが。。。こういうところはiPhoneがうらやましいですね。

×Chromecastの出だしが不安定

スマホがHuawei製でなくてもChromecastが不安定です。

まず、Chromecastを有効にして音楽を再生しても、最初はスマホから音が出ます。それも長い時では一分ほど。ようやく切り替わったと思ったらトラックの頭で音楽が一瞬途切れます。

これはネット上のほかのPioneerおよびOnkyoユーザーの方も報告されているので、こういうもののようです。

これもAirplayは安定していたのでiPhoneがうらやましい。。。

×本体ディスプレイに日本語が出ない

本体にディスプレイがあって曲名等が出るのですが、今時日本語が出ません。

日本語は1文字ずつ”*”と表示されます。コストがかかるからしょうがないかもですが、ここは対応してほしかった。MDの時代じゃあるまいし、曲名とうに日本語が使われているのが普通の時代ですからね。

×USBメモリ端子が前面にしかなく、データベースが構築されない

USBメモリの端子が前面にしかありません。このため、USBメモリやHDDを刺しっぱなしにすると不格好です。

一時的に接続するものは全面、差しっぱなしは背面みたいな感じで2ポートあればよかったのですが。

また、USBメモリを刺しても、その中の音楽情報がデータベース化されず、フォルダ単位での音楽再生しかできません(プレイリストは作れます)。

HEOS Linkの時はUSBメモリを刺すとアルバムやアーティストごとにデータベース化してくれたのですが、そういった機能がありません。

USBメモリ内のフォルダ構成をきちんと整理していればいいのですが、そうでもない私にはあの曲どこにあったっけ?と悩むのもしばしば。

NASに曲を入れてDLNA再生すればいいのかもですが、わざわざそんなことしなくてもUSBメモリのデータベースを構築してほしいものです。

総じて満足は高いがアップデートでできるだけ解決してほしい

今のところSX-S30を買ってよかったな、と思っています。

しかしながら、いろいろ細かいところが気になるのも事実です。

どれもアップデートで何とかなりそうな気もするので、できれば解決してほしいものです。

(追記):2016年6月5日のアップデートがやってきました。少しChromecast built-inの問題がましになったような。。。

パイオニア SX-S30 のアップデートがやってきた、Chromecast built-inが安定?(2099-7020-2060-0010)
パイオニア SX-S30は2016年に発売されて結構時間がたっています。 しかしながら、2018年6月にまたアップデートがやってきました。...